「大人の学び」のルール

 未来の仕事とお金の不安がなくなる「大人の学び」。成功させるためにも、いくつかルールがある。田中さんは5つのルールを挙げてくれた。

◆将来が不安な自分を褒め、闇雲に勉強してみる

「今の仕事のままで大丈夫か、などと不安を感じるのは、時代の変化を感じている証拠! その感性を褒めつつ、なんでもいいので勉強を始め、学ぶ習慣を持って」

◆お金に直結する学びより、人とのつながりを重視する

「お金以上に人生の豊かさに不可欠なのが、人とのつながり。スクールやセミナーに通ったり、SNSでつながったり、勉強を通じて、同じ興味の仲間をつくって」

◆話題の本や最新ニュースは常にチェックしておく

「学びをキャリアにつなげるには、社会の動きに敏感になる必要があります。人気のニュースアプリなど、流行にも敏感になりましょう」

◆「10年後になりたい私」を2つイメージする

「『こうなったらいいな』という理想を2つ持ち、そのためにできる学びを続けましょう。今の人生の延長線上にない学びが、思いがけない結果を生み出します」

◆趣味では終わらせない! 「いつか仕事に」を目標に

「学んだことを仕事に結びつけたり、マネタイズする方法を考えたりすること。禁止されていなければ、副業としてチャレンジするのもオススメです」

田中さんが実践していること

 田中さんは、2週間に1度キャリアの棚卸しを実践しているという。「新しい学びを積み重ねるだけでなく、今、自分が持っているスキルを棚卸ししつつ、10年後、20年後はどうなっていたいか考えなければいけません。私は、すきま時間を使い、2週間に1度は、手帳に書いて棚卸ししています」

田中さんが実際に持ち歩いている、高橋書店の手帳。メモページには、キャリアプランなどがビッシリ!
田中さんが実際に持ち歩いている、高橋書店の手帳。メモページには、キャリアプランなどがビッシリ!

取材・文/岸本洋美(日経WOMAN編集部) 写真/矢作常明

日経WOMAN2019年10月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります