お金を上手に増やすための3つのポイント

【1】仕組みやルールをつくる
忙しく働く人が本業以外で収入を得るには、「毎月3万円を積み立て投資に回す」「休日の1時間で出品作業をまとめて行う」など、仕組みやルールをつくっておくことが大事。場当たり的では持続的な収入につながらないし、時間のロスにも。

【2】失敗を恐れずリスクを取る
「リスクとリターンは比例するため、1円も損したくないという考えは捨て、ある程度リスクを取る習慣を身に付けて」。投資はもちろん、スキルを売るなら最初は採算度外視で実績をつくる、モノを売るなら一部はロスが出ることを見込んでおく。

【3】長期的な視点を持ち、コツコツ続ける
すぐに増やそうと欲張らず、長期スパンで考えること。「投資なら10年で2倍になれば十分と考えましょう」。スキルやモノを売る場合も、最初は売れなくても地道に続けているうちに、人の目に留まり、売れる好サイクルに乗りやすくなる。

「稼げる人」になるための生活改善のススメ

 「稼げる自分」になるには、「まず普段の生活を見直して」と勝間さん。時間の使い方から人付き合いまで、生活全般を見直してみよう。

【1】「収入の8割で暮らす」を習慣にしよう
 収入の8割で暮らし、2割を「増やす」ための元手にする。「収入をすべて使っていると、増やすためのリスクが取れません。生活レベルを落とさなくても、不要な保険を解約する、コンビニで余計なモノを買わないなど、ムダを省けばOK」。

【2】時間のムダ遣いにもっと敏感になって!
 「時間=お金」と心得て、時間のムダ遣いはしないこと。「わざわざ混んでいるお店に並んで買い物したり、お酒を飲んでダラダラ過ごしたり…は禁物。その時間をお金を増やすための勉強や、人生の充実に費やしたほうが有益です」。

【3】人の集まるところに出かけ友達をつくろう
 会社以外で収入を得ている友達をつくることでお金に関する情報が集まり、稼ぐことへのアンテナが敏感になる。「ゴルフなどいろんな業種の人が集まる場所がお薦め。『2割の余裕』があれば、新しい人付き合いも始めやすくなります」。

忙しい人のためのお金を増やすための行動

【1】投資⇒私の代わりにお金に働いてもらう
 金利の低い普通預金や定期預金に預けたままではお金はほとんど増えない。積み立て投資などで、最初に増やすための仕組みをしっかりつくっておけば、ほったらかしにもできるのが最大の利点。

【2】スキルを売る⇒「好き」や「特技」がお金に変わる
 自分の趣味や特技を生かした副業をスタート。最近広がっているスキルシェアサービスを活用してみて。好きなことがお金に換わる上、会社勤めだけでは味わえない充実感を得られて一石二鳥!

【3】モノを売る⇒店がなくてもスマホ1つで売れる
 フリマアプリやオンラインマーケットの普及で、モノを売るハードルは低くなった。ただし、利益を得るには、売り方にコツがある。きちんと収益を得ている成功事例のやり方を取り入れて。

【4】ポイントを効率よく貯める⇒もはや単なる「おまけ」ではない
 「買い物のおまけ」程度に考えがちなポイントも、集約化して効率よく貯めることで、まとまった収入に。使い道も、カードの支払いや投資資金に充当できるものも増え、現金に近づいている。

取材・文/工藤花衣

日経WOMAN2019年1月号掲載記事を再構成

この記事は雑誌記事掲載時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります