情報収集も、コミュニケーションも、手元のスマートフォン1台で完結してしまうデジタル時代。便利なツールを賢く使いこなしているつもりなのに、「じっくり考えられない」「思考力が低下している」と感じることはありませんか。そんな読者にぜひ身に付けてほしいのが、元トヨタ自動車社員の浅田すぐるさんが開発した「紙1枚にまとめる」思考整理法です。学べば、自己分析にも、プレゼン力アップにもつながること間違いなし!
日経doorsアカデミー 「紙1枚」思考整理法
日経doorsアカデミー 「紙1枚」思考整理法
-
1デジタル時代にこそ「紙1枚」思考が最強 納得の理由←今回はココ
-
2リモートワーク化で「紙資料」省略の意外なデメリットは
-
3仕事は思考整理と「報・連・相」が8割 効率化のワザ
-
4ケーススタディー 「自分の意見」をまとめたい
-
5ケーススタディー 「自己紹介」&「話し方」を磨く
-
6ケーススタディー プレゼン力を劇的に上げる方法
「伝わらない」悩みを抱える皆さんへ
こんにちは、浅田すぐるです。私は普段、社会人教育のプロフェッショナルとして、「紙1枚」書くだけの思考整理法やコミュニケーションスキルを広めています。日々の企業研修や講演登壇に加え、作家としてもこれまでに6冊のビジネス書を出しています。本としては累計41万部超、受講者数としては1万人以上のビジネスパーソンに学んでもらっていますが、特に役立ててくれている皆さんに共通するお悩みがあって、例えば以下のようなものになります。
●「あれこれ話しているうちに、自分でも何が言いたいか分からなくなってしまう」
●「メールや資料作成時に考えがうまくまとまらず、とにかく時間がかかる」
●「一生懸命説明したのに『結局何が言いたいの?』と相手からツッコまれてしまう」
●「メールや資料作成時に考えがうまくまとまらず、とにかく時間がかかる」
●「一生懸命説明したのに『結局何が言いたいの?』と相手からツッコまれてしまう」
もし上記のセリフに心当たりがあるのであれば、ぜひこれから始まる連載を一通り読んでみてください。きっと学びや気付きがあると思いますし、なにせ「紙1枚」書くだけですから実践もカンタンです。気軽に試してみて、積年の「伝わらない……」が、あっさりと「伝わった!」に変わる。そんなビフォーアフターを体験してもらえたらうれしいです。