なぜ「紙1枚」にまとめるのか

 こんにちは、浅田すぐるです。前回記事「デジタル時代にこそ「紙1枚」思考が最強 納得の理由」の内容はいかがだったでしょうか。デジタル全盛の時代だからこそ、「なぜ今、そもそも紙に書くのか?」というテーマをあえて初回に掲げました。何かしらの気付きや、よいきっかけにつながったのであればうれしいです。

 さて、今回も引き続き「なぜ?」を扱います。理由や背景・意図をしっかりつかんでおけば、「いったいなんでこんなことやってるんだっけ?」と今後迷った際、立ち返ってくることができます。紙に書く、その中でも「5枚」や「10枚」といった量を追うのではなく、「1枚」にまとめるということを大切にしていく理由。今回と次回の2回に分けてご紹介していきますので、行き詰まったときはいつもこの2つの根本に戻り、リスタートするようにしてください。

 なぜ、「紙1枚」にまとめた方がよいのか。この問いに答えるために、1つ質問をさせてください。たとえば、社内で企画提案をするとしましょう。普段のあなたは、どうやって決裁者に説明をしているでしょうか。

リモートワークの浸透などで減っている紙の資料の作成機会。そのデメリットとは?
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