情報収集も、コミュニケーションも、手元のスマートフォン1台で完結してしまうデジタル時代。便利なツールを賢く使いこなしているつもりなのに、「じっくり考えられない」「思考力が低下している」と感じることはありませんか。そんな読者にぜひ身に付けてほしいのが、元トヨタ自動車社員の浅田すぐるさんが開発した「紙1枚にまとめる」思考整理法です。学べば、自己分析にも、プレゼン力アップにもつながること間違いなし!

日経doorsアカデミー 「紙1枚」思考整理法
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    デジタル時代にこそ「紙1枚」思考が最強 納得の理由
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    リモートワーク化で「紙資料」省略の意外なデメリットは←今回はココ
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    なぜ手書き? 「紙1枚」フレームワーク 基本のキ
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    ケーススタディー 「自分の意見」をまとめたい
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    ケーススタディー 「自己紹介」&「話し方」を磨く
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    ケーススタディー プレゼン力を劇的に上げる方法

なぜ「紙1枚」にまとめるのか

 こんにちは、浅田すぐるです。前回記事「デジタル時代にこそ「紙1枚」思考が最強 納得の理由」の内容はいかがだったでしょうか。デジタル全盛の時代だからこそ、「なぜ今、そもそも紙に書くのか?」というテーマをあえて初回に掲げました。何かしらの気付きや、よいきっかけにつながったのであればうれしいです。

 さて、今回も引き続き「なぜ?」を扱います。理由や背景・意図をしっかりつかんでおけば、「いったいなんでこんなことやってるんだっけ?」と今後迷った際、立ち返ってくることができます。紙に書く、その中でも「5枚」や「10枚」といった量を追うのではなく、「1枚」にまとめるということを大切にしていく理由。今回と次回の2回に分けてご紹介していきますので、行き詰まったときはいつもこの2つの根本に戻り、リスタートするようにしてください。

 なぜ、「紙1枚」にまとめた方がよいのか。この問いに答えるために、1つ質問をさせてください。たとえば、社内で企画提案をするとしましょう。普段のあなたは、どうやって決裁者に説明をしているでしょうか。

リモートワークの浸透などで減っている紙の資料の作成機会。そのデメリットとは?
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