クライアントへの提案資料、社内の企画会議…。プレゼンを求められるとき、自分のやり方に胸を張れていますか? なかなか教わる機会が少ない「伝わる」資料づくりのコツを、成約率/稟議(りんぎ)通過率8割超えの“プレゼンのプロ”、城みのりさんが伝授します!
日経doorsアカデミー プレゼン資料づくり
日経doorsアカデミー プレゼン資料づくり
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6極意を使いこなそう プレゼン資料を磨くワーク3連打←今回はココ
ビジネスシーンで今すぐ役立つノウハウをお届けする「doorsアカデミー」のプレゼン資料編は、今回が最終回。これまで学んだポイントを、練習用ワークで手を動かしながら体に染み込ませていきましょう。
基本を身に付ければ応用は自在
こんにちは。グローバル・カルテット代表の城みのりです。早いもので、半年間続いた連載も今回が最終回。これまで、主に下記の4つの工程に分けて、「伝わるプレゼン資料」を作るための手順とポイントをお話ししてきました。
繰り返し強調してきたのは、焦ってすぐにパワーポイントを動かし始めるのではなく、まず「手順を踏むこと」が大切だということです。初めは、手間が増えるように感じた人もいるかもしれません。でも、プレゼン資料の分かりやすさを支えているのは「パワーポイントの習熟度」でも「デザインの華やかさ」でもないということがつかめてくると、納得できたのではないかと思います。
プレゼンの相手が求めているものを知り、構成とキーメッセージを熟考し、資料の見た目はセンスではなく「ルール」に頼る――。この基本を覚えておけば、いくらでも応用が利きます。
とはいえ、レクチャーを受けただけでは、実践へと生かすのは難しいもの。2ページ目から3つのワークと、私が作成したお手本を掲載しますので、チャレンジしてみてください。