財布の中やアプリでどんどん増え続ける「ポイントカード」。特に、頻繁に利用する店や、高額の買い物をするときなど利用する人も多いはず。でもそこに大きな落とし穴があることをご存じでしょうか?

「ポイント」vs.「現金値引き」果たしてどっちがお得?

 家電量販店で買い物をすると、多くの店で10%ほどのポイントが付きます。一方、ポイントは付かないけれど、その場で10%ほどの現金値引きという量販店もあります。さて、この両者、一体どちらがお得だと思いますか?

 「え? どっちも10%の現金値引きだから同じじゃないの?」、そう思った方は多いでしょうね。

 ズバリお答えしますと、割引率で言えば現金値引きは10%の割引率だけれど、ポイント還元は9.1%の割引しかないのです。「どうして? だってどちらも同じ割引率じゃない!」、そう考えるかもしれませんが、少し詳しく計算してみましょう。