学生優位の「売り手市場」と伝えられる2020年卒の就職活動。経団連が加盟企業に求めている「就活ルール」では、企業の採用活動スタートは6月とされています。しかし、実際のところは……? 就職情報会社ディスコの研究員武井房子さんが、企業を対象にした最新の調査結果を基に、現状を解説してくれました。

人手確保に危機感を持つ企業が多数

 調査は2019年5月8~14日、ディスコが全国の主要企業1万1865社を対象にインターネットを通じて実施し、2020年度の新卒採用を予定している1097社から回答を得ました。

 人手不足などを背景に、ニュースでも就活が学生優位の「売り手市場」になっていることが盛んに報じられています。これは、企業の採用活動への「危機感」にも影響を及ぼしているようです。この調査では、5月前半時点での現状を踏まえ、採用活動がうまくいくかどうかについて「危機感がある」と答えた企業が9割を超える結果となりました。

ディスコ調べ