『週刊SPA!』の企画に抗議して署名活動を始めた山本和奈さん。勇気ある行動は多くの人から注目を集めました。そんな山本さんはこれまでも「おかしいと思ったら、声を上げる」ことを大切にしてきました。山本さんの考えを生み出した経験とは一体どんなものか、伺いました。

山本和奈

やまもと・かずな

大学生、NGO団体代表

大学生
NGO団体代表

国際基督教大学4年生。昨年国際NGO団体「Educate For」、人々が声をあげやすい社会を目指すための団体「Voice Up Japan」を立ち上げた。来月から南米に移住し、各地で教育格差をなくすための活動や女性の人権を守る活動をする予定

SPA!への抗議活動、「最初は怖かった」

 『週刊SPA!』の「ヤレる女子大学生RANKING」企画に抗議して、署名活動に踏み切った大学生――。それが国際基督教大学4年の山本和奈さんだ。署名は最終的に5万人以上が集まり、週刊SPA!編集部が記事について謝罪を表明。SNSなどに匿名で記事の批判を投稿する人は少なくないが、自らの顔と名前を公にした大学生が署名活動を行い、正面切って編集部に抗議したことに、世間は驚き、喝さいした。

 「日本では性に関する話題を口にするとバッシングされることが多いので、最初はもちろん怖かった」と山本さんは振り返る。そんな気持ちを乗り越えて行動に踏み切った原動力は、「おかしいと思うことには自ら声を上げる」という強い信念だった。