――他に、気を付けていたことはありますか？

玉城　仲村はとても個性的な役だけど、「嫌われる役」にはしたくありませんでした。なので、キャラクターの中にどこか、「かわいらしさ」や「ちゃめっ気」を出して、玉城ティナらしさをどう出すかも意識しました。演じる役柄を通して、「こういう自分もいるんだな」と発見があるのも面白いです。

新しい挑戦に不安はない

――演じたことのない役や、新しいジャンルのお仕事など、「挑戦」するときは不安もありますか？

玉城　正直、不安はあまりないです。それよりも「やってやるぞ！」という気持ちのほうが強いですね。このお仕事は、自分も知らない自分の「引き出し」を強制的に開けなくてはいけない。でも、自分の限界を決められないところが、このお仕事の面白さだと思います。

新しいジャンルのお仕事に対して、不安はあまりありません。それよりも、「乗り越えるぞ！」という気持ちのほうが大きいです
新しいジャンルのお仕事に対して、不安はあまりありません。それよりも、「乗り越えるぞ！」という気持ちのほうが大きいです