「インスタ映え」で話題になったお台場のナイトプール「OWP」や、タピオカミルクティー専門店「Tapista」のブランディングを手掛けたのが、クリエーティブディレクター・辻愛沙子さんだ。14歳で単身欧米へ留学、大学在学中に広告会社の学生社員になるなど、「普通」の枠にとらわれない生き方を貫いている。次々とヒットを生み出す秘訣とは。辻さんが目指すクリエーター像や今後の目標を聞いた。

辻愛沙子

つじ・あさこ

クリエーティブディレクター

クリエーティブディレクター
学生社員
Tapista

2017年、エードット/カラスに入社。社会性のある事業作りと、アート性の強いコンテンツ作りの両軸で、ナイトプール、飲食店、テーマパーク、コンビニ商品、アイドルMVなど、さまざまな領域の企画を手掛ける。最近では、クリエーティブディレクターを担当しているタピオカブランド「Tapista」が話題に。現在、大学は休学中。

仕事が楽し過ぎて「大学に行ってる場合じゃない」

 昨年ごろからタピオカミルクティーの人気が再燃し、空前のブームが続いている。そんな中、今年4月に代官山に旗艦店をオープンしたのが、タピオカミルクティー専門店「Tapista」だ。味だけではなく「フレンチダイナー」をテーマにした内装のかわいさが若い女性の間で評判になっている。そのTapistaのブランディングを担当した辻愛沙子さんは、慶応義塾大学SFCの学生でありながら、3年生で広告代理店エードット(現・カラス)の学生社員となり、以来クリエーティブディレクターとして活躍している。原宿の人気スイーツ「RINGORING」や、2017年夏に「インスタ映え」が流行語となるきっかけにもなったナイトプール、「お台場ウォーターパーク」の空間デザインも辻さんが手掛けたものだ。

 辻さんは単なる「アドバイザー」的な立場ではなく、ブランドコンセプトの立案、企画書作りからディレクションまで、広告のプロとして仕事をこなす。なぜ在学中に入社を決意したのだろうか?