「私の転職ストーリー」では、doors世代の転職成功例を紹介。20~30代の女性たちは、一体どんな理由で転職を決意し、どのように転職活動を乗り切ったのでしょうか。今回登場するのは、コンタクトレンズメーカー・SEEDへの転職がきっかけで、愛媛から東京に移住したMさん。上編では、なぜ地元を離れることにしたのか、下編では、オンライン面接のコツや、入社後に素早く周囲に溶け込む方法などを聞きました。

(上)コロナ禍に転職成功 修業のため愛媛から上京した29歳 ←今回はここ
(下)入社後1年未満で主任昇格、年収、社内評価を上げる秘訣

SEEDで営業企画を担当しているMさん
SEEDで営業企画を担当しているMさん

仕事も順調で人間関係も良好、なぜ転職?

 大学卒業後は地元・愛媛で食品メーカーに就職し、営業企画担当として、商品企画や販促企画、広報業務、SNS運用などを経験してきたMさん。仕事も順調で職場環境も良好でしたが、入社5年目に突入した頃、転職を考えるようになりました。

 「転職を考え始めたのは、30歳以降のキャリアを改めて考えたときに、より幅広い業務に挑戦したいと思うようになったからです。職場の先輩が、『毎日充実していて、1日24時間では足りない』と言っているのを聞いたときに、『私は今、そこまで仕事に打ち込めているだろうか?』と感じたこともありました。仕事も人間関係も順調だったからこそ、新しいチャレンジをしたいという意欲が湧いてきたのだと思います」

 しかし、Mさんはすぐに転職活動を始めたわけではありませんでした。

Mさんの転職歴
【前職】
◆業界…食品業界
◆職種…営業企画
◆仕事…商品企画、販促企画、広報業務、SNS運用など

【現職】
◆業界…医療機器業界
◆職種…営業企画
◆仕事…商品企画、商品のプロモーション、販促企画、営業支援ツールの制作など

【転職期間】
◆2020年2~3月

【転職方法】
◆転職サイト「マイナビ転職」、転職エージェント「リクルートエージェント」、地元・愛媛の地域特化型エージェント「アールエフキャリア」を利用