以前お伝えしましたが、9月1日から政府のマイナポイント事業が始まりました。マイナンバーカードを持っている人が、キャッシュレス決済手段を1つ選んで登録すると、最大2万円のチャージや支出に対し5000円分(25%)のポイントがもらえるというとてもお得なものです。この制度はクレジットカードよりもどうやらスマホとの相性が良さそうです。9月は、スマホの財布化について考えていきましょう。

まだ間に合う マイナポイント登録期限延長

 政府のマイナポイント事業が予定通り9月1日から始まりました。25%という高い還元率には驚愕(きょうがく)です。ところが、当初の登録期限だった8月末には予算の10分の1にも達しないという状況で、登録期限が延長されています。今から登録しても間に合いそうです。

 「上限5000分円でしょ? そのために面倒!」という声も聞こえてくるのですが、実は、5000円分に上乗せが期待できます

 マイナポイントでは、決済手段を1つだけ選ぶ必要があります。そこで、各社が自社のサービスに誘導するため、「2000円相当のポイントをプラス」「最大100万円が当たる」といった、魅力的なオプションキャンペーンをどんどん発表しているのです。

 キャッシュレス決済の手段といえば、クレジットカード、電子マネー、スマホ決済ですが、マイナポイントに関しては、クレジットカードより、各種キャンペーンを打ち出している電子マネー、スマホ決済との相性が良さそうです。仮に2000円分が上乗せされれば、合計7000円分。ちょっと大きくないですか?

 そして、ここで筆者がふと感じたことがあります。「最近クレジットカードが寂しいなぁ……」ということです。

コンビニに、スマホ一つで行く人増えていますよね
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