2000円負担でこれだけの返礼品

 返礼品としてどんなものを受け取ることができるのかをイメージしていただくために、忙しく働く一人暮らしの女性を想定して、独断で選んでみました。(品切れ、期限切れ等もあるため、必ず手に入る返礼品とは限りません)

年収500万円の人(東京23区在住)が
ふるさと納税をした場合の税金

■ふるさと納税による支出:6万2000円
■所得税(復興税込):14万2500円
■住民税:18万4500円

★出ていくお金→38万9000円

(ふるさと納税をしない場合よりも2000円増)

★入ってくるもの→ふるさと納税6万2000円に対する返礼品

(例) (1)北海道当別町に1万円/当別産小麦100%まんぷく麺セット18食分
    (2)山形県三川町に1万6000円/つや姫パックライス150グラム48個
    (3)福岡県那珂川市に1万円/カレー専門店オリジナル野菜カレー40食
    (4)静岡県焼津市に1万6000円/魚河岸柄モバイルバッテリー大容量10000mAh
    (5)鹿児島県指宿市に1万円 ねばねば野菜の濃縮マスク(オクラ)30枚

 一時のブームが過ぎ去った気もするふるさと納税ですが、わずか2000円の負担で、これだけの返礼品が(1)~(5)全部届くのはやはり、大きな魅力ですよね。

 さて、年末ギリギリにふるさと納税をして来年の住民税減額につなげたい場合、注意しなくてはいけないポイントがあります。会社員や公務員の多くは、確定申告を行わないですよね。確定申告って、「ちょっと面倒」なイメージもあると思います。ふるさと納税をした場合、確定申告をしないと税金には反映されませんが、確定申告をしなくてもいい「ワンストップ特例」という制度があります。これを活用しない手はありません。ただ、守らないといけないルールがあるので、しっかり確認しましょう。