「まるっと解決 お悩み相談」は、皆さんからお寄せいただいた「お悩み」に専門家がお答えする連載です。さて、今回は「恋愛」のジャンル。あと1年で30歳になる女子が抱く「結婚はこの人じゃない感」について、恋愛&婚活ブロガーで恋愛コンサルタントのひろんさんが、甘辛ミックスでアドバイスします!

Q.あと1年で30歳になります。今までは、容姿の好みや自分の好きという気持ちが強いことを大事にしてきたけれど、「そろそろ結婚」と意識すると、相手に求める条件が変わります。年収や価値観なども重視したい。そのほうが堅実な気がするから。でも、そうやって考えると、付き合うときに「結婚相手はこの人じゃない感」ばかりが強くなり、気持ちが盛り上がらないんです。(29歳、会社員)
A. 大人ほど恋のブレーキを踏んでしまうもの。大人の恋は、自分で自分の気持ちを盛り上げなければいけないのです。恋活と婚活の違いを改めて一緒に考えましょう。

[回答者:ひろんさん(恋愛コンサルタント)]

まともな大人は、運命の恋に落ちにくい

 大人になればなるほど、「ときめき」の感度は減退します。私もそうだったけど、若い頃って単純なんですよ。容姿がどストライクってだけで、ポジティブな妄想を繰り広げてお相手を理想化してしまい、運命の恋に落ちることができる。それは若さ故。

 経験が浅く、危機管理能力が足りず、行き当たりばったりで、先のことを計算しようとしていないからこそ、稲妻に打たれたような恋に落ちるんです。