最終審査の壇上から中山さんが英語で伝えたこと

サンフランシスコで行った15分間のスピーチの内容を約5分に圧縮して披露してもらった。強いメッセージに勇気をもらい、感激の涙を流す人も
サンフランシスコで行った15分間のスピーチの内容を約5分に圧縮して披露してもらった。強いメッセージに勇気をもらい、感激の涙を流す人も

 会場で中山さんはCWIの最終審査で披露したスピーチの一部を英語で発表してくれました。以下に、その一部の和訳を紹介します。

レッテルからの解放を
~日本は世界で一番、可能性に満ちた国だから~

 2018年現在、世界経済フォーラム(WEF)による男女格差の度合いを示す「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は世界110位。G7中、圧倒的最下位という事実。これは、世界一困難とも言える社会課題ではないでしょうか。

 「女だから」
 「男だから」
 「まだ若いから」
 「もういい年齢だから」
 「あの人は特別だから」
 「私は普通だから」

 私たちは思いました。この国には、レッテルによる不自由な呪縛が多すぎる。でも、もしその呪いから解き放たれた時、そこには必ず新しい世界が創造されるはず。なぜなら、閉じ込められた大きくて強いエネルギーがあるから

 私は思います。名誉あるアワードにノミネートしていただいた身ですが、「女性起業家」なんていうレッテルも、いずれは消えてしまえばいいと。

 今、私たちは、日本にある世界一大きな可能性の解放に向けて、第一歩を踏み出したところです。何より、レッテルや思い込みで自分自身を縛り付けている呪いから、「あなた」を解放したい。

 Release Yourself.

 一人でも多くの人が、新しい自分に出会えますように。