2019年5月に東京ミッドタウン(東京・六本木)で開催された「WOMAN EXPO TOKYO 2019」。その前日に、日経xwoman主催のシンポジウムが実施されました。登壇者は、日経doorsの飯泉梓をはじめ、日経ARIA、日経DUALの記者3人。議題の1つは、日経doorsで大きな話題を呼んだ特集「私の『活躍の場』はここだ!」です。リアルタイムアンケートを使って、100人を超える来場者と一緒に「活躍するための方策」を考えました。
2019年5月13日に、全く新しいオピニオンプラットフォームが誕生しました。その名は「日経xwoman Terrace(クロスウーマン テラス)」。20代から50代までの働く女性が世代や職業を超えて、自由に意見を発表できるWEBサイトで、『日経doors』『日経DUAL』『日経ARIA』の読者が、メディアを超えて利用、交流することができます。
Terraceは2つの機能を備えています。1つはさまざまな職業・経歴のアンバサダーが独自目線で執筆するブログ。そしてもう1つは、読者が自由に参加できるオンライン会議室(「フォーラム」「ラウンジ」)です。いずれも従来のようなメディアから一方的に発信される情報ではなく、読み手が記事に対して率直な意見や感想を書き込めるのが魅力で、「風通しのよい議論の場」として提供されています。
【Terraceの2つの機能】
・アンバサダーが執筆するブログ
・読者が自由に参加できるオンライン会議室(フォーラム、ラウンジ)
このTerraceのスタートを記念して、5月17日、東京ミッドタウンで「私たちの働き方改革」と題したシンポジウムを開催。会場には、日経xwomanプロジェクトのアンバサダーや読者など100人を超える来場者が集まりました。
男性の強い意見に萎縮せず、自由に意見が言える
シンポジウムの冒頭、日経xwoman編集長の羽生祥子がTerraceの趣旨を発表しました。「Terraceでは、男性の強い意見に萎縮せず、女性が個人名や肩書を明らかにして、自由に意見を言える場を作りたかった」と、オンライン会議室の開発にかけた思いを披露。さらに、「日経doorsの記事にもある通り、日本女性の学力は世界一。しかし、働く女性はメディアの中でも、いまだにマイノリティーとして扱われ、実態とかけ離れている」と話し、「もう、働く女性のマイノリティーごっこはやめませんか」と、来場者に呼びかけました。
【参考記事】
・日本人女性は学力世界一、自信と共に進め! 村上由美子