プレゼン資料の「大前提」、意識できてる?

 自己満足にとどまらず、相手へ確実に伝わるプレゼン資料をつくるためには、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。

 城さんは、最も基本的かつ大切な前提として「プレゼンの目的に合った資料であること」を強調します。

 「つまり、当日の商談、報告、対象者にフィットしたストーリーになっていること。たとえどんなに事例などのファクトが丁寧に集められ、紹介されていても、相手に分かりやすくメッセージが伝わる構成になっていなければ、よい資料とはいえません。簡単なことのように聞こえるかもしれませんが、意識できていない人は案外、多いんです」

 城さんによれば、プレゼン資料は大きく2つの種類に分けられるそう。まさに資料作成を進める際のコンセプトといえるものですが、これを意識できているかどうかで、資料のクオリティーも作成時の作業効率も大幅にアップするそうです。

講座では活発に質問も飛び交いました。次ページでプレゼン資料の基本2分類をチェック!
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