昨年開催したオンラインセミナー「伝わる&成功する プレゼン資料づくり」の様子を記事でお届けします。グローバル・カルテット代表で、成約率/稟議(りんぎ)通過率8割超えのプレゼンのプロ、城みのりさんにプレゼン資料の作り方を一から教えてもらいました。

編集部(以下、――) 前回「プレゼン資料のビジュアルは3つのルールを守るだけ」はプレゼン資料作りで、重要なビジュアルについて3つのルールがあることや正しいステップを教えてもらいました。今回は実際にプレゼン資料を作るときのステップに入りますね。

パワポのテンプレは使用NG

城みのりさん(以下、城) 皆さん、スライドを作るときにこのパワーポイントのデフォルトのテンプレをよく使うという人も多いと思います。上にタイトルを入れて、その下にコンテンツを入力ができるものですね。実はこれ、絶対に使ってはいけないんです。

パワーポイントのデフォルトのテンプレ。城さん作成資料より一部抜粋。
パワーポイントのデフォルトのテンプレ。城さん作成資料より一部抜粋。

―― これはよく使ってしまいますよね。NGなのはなぜですか?

 このテンプレを使うと、起こってしまう失敗があるんです。

 次ページから、パワーポイントのデフォルトのテンプレートを使ってはいけない理由を詳しくお伝えします。「これさえあればプレゼン資料づくりはOK」な城さんオリジナルの6つのテンプレもダウンロードできます。