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元記者・竹本恵のMBAinバルセロナ

東大で野球三昧、バイクで3年海外放浪 元記者・竹本恵

大事なのは「自分が仕事とどう向き合っていきたいか」

 仕事を辞めるという決断、特に上司に伝えてもう後戻りできなくなる一歩を踏み出す時は、自分でも驚くほど勇気が必要でした。でも自分の性格上、辞めなかったことを後悔することはあっても、辞めたことを後悔することはないことは分かっていました。これが昨年の3月のことです。この先のMBA留学に向けた準備などについては、次回に譲りたいと思います。

他人の物差しではかれる人間にはなるまい

 「他人の物差しではかれる人間にはなるまい」と心に決めてから20年以上になります。この間、おおむね自分の好きなように生きてこられたかなと思っています。恥ずかしい過去や忘れたい過去は山のようにありますが、それでも節目で下してきた決断に後悔するものはありません。こんな私をいつも支えているのは根拠のない自信です。私ならできる、と。根拠がないから、打ちのめされても、打ちのめされても大丈夫。でも本当は自分に自信がないから、強くなりたいといつも願ってきた結果なのだと思っています。

 自分を信じて今この目の前の一歩を踏み出せば、きっとこれまでは見えなかった世界が見えるはず。そうしたらまた次の一歩を踏み出せるはずです。私の言葉を通して、誰か一人でも、悩んでいる人の背中をそっと押すことができたら幸いです。

あとがき
 私にとってのバルセロナのイメージといえば「太陽」。バルセロナの太陽の下でビールを飲めばたいていのことはどうでもよくなるに違いない、と信じてやってきました。そして実際その通りで間違いないです。

 が、唯一の誤算は意外と雨が多くて寒いこと。特に11月ごろはよく降りました。地元の人に聞いたら「異常気象のせい」と言っていましたが実際のところはよく分かりません。もともとあまり雨が降らない場所だからでしょうが、いったん雨が降るといとも簡単に道路が冠水してたちまち足元がずぶぬれになります。長靴必須です。

 そして私が住んでいる所は、バルセロナはバルセロナでも郊外のサンクガットという町。バルセロナの中心部からは電車で30分ほどの場所で、山を越えた内陸にあるため朝晩はかなり冷え込みます。今更ながら、日本にいた頃、会社の先輩が「バルセロナけっこう寒かったけどね」と言っていたのをしみじみ思い出しました。

 さて、スペインといえば生ハムがとても有名なことは皆さんもご存じかと思います。実際、スーパーに行くとたくさんの生ハムが足一本丸ごとぶらさがっています。価格は一本20ユーロ台から百数十ユーロまでさまざま。いつかあれを買いたいけどさすがに消費できる気がせず、いつもはスーパーの量り売りで切ってもらっていました。ちなみにキロ15ユーロと安いですが、切りたてはおいしいのです。

 そしてとうとう昨年末、クリスマスを機に丸ごと一本を買ってしまいました。もう買う機会もないだろうと思い、80ユーロほどのそれなりにいいものにしました。足を置く台と専用のナイフもそろえ、まさに食べ放題です。結論としては、やはりおいしい。そして、思いの外すぐなくなりそうです。年末年始で友人などが来ることも多かったというのもありますが。

 これでまた、人生のやりたいことリストが一つ消化できました。
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