29歳のフリーライター・ニシブマリエが「ユニバーサルな女」になるための連載を開始! 目標に向かってひた走る原動力となったのは、一体何だったのか。マリエが恥ずかしい過去を告白します。

19歳の自分に「あきらめて努力しろ」と言いたい

 もうすぐ20代が終わる。ついこないだ振袖を着たばかりだと思っていたのに。あらゆるシーンで年齢を聞かれるときのチェックボックスも「□ 20代」から「□ 30代」に変わるんだなぁ。

 10歳から20歳の10年間は、変わらない毎日の繰り返しで永遠のように感じられたけど、20歳から今に至るまでの体感速度は3秒。ジェットコースター2時間待ちの大行列を10代とすると、「いよいよ乗れた!」と思ったら縦横無尽に振り回されて、一瞬で終わった20代という感じ。

 今の自分の生き方にはおおむね満足しているが、もしタイムマシンに乗って10年前に戻れるのであれば、19歳の私にこう言いたい。

 「あきらめて努力しろ。おまえは選ばれし者ではない」と。

写真/Syuhei Inoue

どんなに多忙でも、毎日2~3時間は英語を学んでます

 初めまして、「ユニバーサルな女」になりたいニシブマリエと申します。ユニバーサルな女……? もうそのワーディングからしてアホそうで無理、と思われないことを祈ります。

 私は今、フリーランスでライターと広報PRの仕事をしています。週2日は企業広報をしながら、その他の5日間は、社会課題やビジネスの分野で取材&執筆を行うという働き方です(おや、休日はどこへ)。 フリーランサーというのは、つい詰め込み過ぎてしまう生き物なのですが、1年ほど前から仕事の受注量をセーブし、とある勉強を始めました。

 それは、英語。 Yes, it's English.

 仕事が忙しくても、バケーション中であっても、毎日2~3時間は学習の時間を確保するよう努めています。仕事の時間を削ってまでどうして? それは、仕事の場を海外へと広げていきたいから。それに尽きます。

 昔から英語は得意科目でした。センター試験では満点に近い点数を取っていたし、頻繁に海外一人旅に出ていたので、誰かから「英語話せるの?」と聞かれると、「多少ね」なんて答えていたものです。

 会社員をしていた頃は、会社が研修を設定してくれたり、上司が今の自分の実力を少し上回る仕事を振ってくれたりと、成長のためのお膳立てをしてくれます。けれど、フリーランスはそうはいきません。基本的に、今の実力以上の仕事が回ってくることはないので、自発的にコンフォートゾーンから抜け出す努力をしないといけません。これはフリーランスに限りませんが、今とは違う未来を望むなら、種まきは自分でしないと。

 「しないと」と思っている人は多いかもしれません。けれども、行動するのはやっぱり大変。分かります。私が学び直しを決断できたのは、ショックだったからです。