フジテレビ『めざましテレビ』の藤村美里さんは、2児を持つ「バリキャリ」ママ。でも、そのキャリアをいったん中断し、夫の海外赴任について行くという選択をした経験を持つ。そんな藤村さんに「ユニバーサルな女」を目指すライター・ニシブマリエがインタビューする。

 キャリア組か、家庭組か――選択肢は二者択一じゃないはずなのに、アラサーに片足を突っ込み始めたあたりから、女子は身のふり方を考えるようになる。30代も20代の頃のようにアクセル全開で働きたいけど、産めるうちに産んでおかなきゃという焦りがあるのは、私だけじゃないはず

 30歳の誕生日に友達から「何が欲しい?」と聞かれて、今一番欲しいものってなんだろうと考えた結果、「衰えない子宮」と答えそうになった。それくらい棚上げし続けている問題がこれだ。キャリアが途切れるのは嫌。でも、産みたい。

 ということで、先輩方の知見に頼ろうとバリキャリのお母さんを探した。出会ったのが、フジテレビ『めざましテレビ』でプログラムディレクター兼プロデューサーを務める藤村美里さん。藤村さんは2018年夏まで5年間、パートナーの転勤に同行し、海外で子育てをし、帰国後フジテレビに復帰したという経歴を持つ。海外での滞在中は、フリージャーナリストとして、育児問題や不妊治療など、女性や母親に関わる取材を続けてきた。

 テレビ局という狭き門でのキャリア、自分のキャリアを一時中断し駐在妻になったこと。海外での子育て、復帰後の仕事と子育てのバランスの取り方など、根掘り葉掘り伺ってきた。

学びのお品書き
【前編】(今回はココ)
・「前例がない」はラッキーでもある
・情報の有無で、人生に大きな差がつく
【後編】
・この5年はあなたの番、次の5年は私の番
・「成し遂げる」という概念に縛られない
フジテレビ『めざましテレビ』プログラムディレクター兼プロデューサーの藤村美里さん