和田さんの1日5食生活

 5食といっても、食事量が多いのではない。1日に必要な食事量を5食に分けた形ともいえる。

【和田さんの1日5食生活】

1.8時ごろ:グリーンスムージー(小松菜などの葉野菜と、りんご・みかん・バナナなどのフルーツ数種)
2.10~11時:ヨーグルト、ナッツなど
3.13時ごろ:在宅時は玄米、肉・魚、サラダ、スープなどの定食。外食時はパスタなど好きなものを
4.15~16時:枝豆、甘酒など
5.19時ごろ:サラダ、豆腐、肉・魚、味噌汁(夜は炭水化物なし)

※あくまでも和田さん個人が「自分の体調に合う」と判断して構成している食事メニューです。好ましいメニュー内容は年齢層によって変わってきます

 この食生活を続けたことで、次のような効果があったという。

 「朝昼晩の3食の間にちょこちょこ食べるので、空腹感が減り、食べ過ぎ防止になるんです。空腹時のイライラもないので仕事の集中力も高まりますし、次に何を食べたらいいか、どんな栄養分を補ったらいいか、冷静に考えることもできます。一日を通してしっかり食べているので、衝動的におやつにケーキやドーナツ、ポテトチップスを食べたくなる、ということも少なくなりましたね」

 食事の内訳を見ると、午前と夕方の間食は市販のお菓子やスナックではなく、発酵食品やナッツなど栄養価の高いものばかり。美容と健康にいい栄養豊富な間食を摂ることで、体も心も満足し、急激に食欲が襲ってくることもなくなるのだ。

ヘルシーで栄養たっぷりの間食として、枝豆もオススメ
ヘルシーで栄養たっぷりの間食として、枝豆もオススメ

 「炭水化物は、活動量の多いお昼に食べるようにしています。自宅にいる時はミネラルや食物繊維を多く含んだ玄米や全粒粉のパンなどを主食にし、外食する時はあまり気にせず、好きなものを食べています。ただ、パスタであれば、具の少ないペペロンチーノではなく、きのこや野菜が入った具の多いメニューを選んでいますね。サラダもつけて、炭水化物だけに栄養が偏らないようにしています」

 夜は質の高い睡眠を取るためにも夕食は軽めにし、消化にいいものを選択。食べたものがなかなか消化できず、胃腸が活発に動いているままだと、ぐっすり熟睡できず、脂肪燃焼や筋肉・肌の修復を助ける成長ホルモンが分泌されにくくなるからだ。

 そのためにも、夕食は炭水化物や揚げ物など重たいものは避け、野菜や豆腐・肉などタンパク質を中心にしています。自宅での夕食タイムは18時台が習慣ですが、 遅くなったとしても20時前には食べ終えるようにしているそう。

 「お肉は油でいためるよりも、ゆでたり、お鍋にしたり、脂分を控えたメニューが多いです。また、内臓を冷やさないためにもお味噌汁など必ず温かいスープを飲むようにしていますね」。

 このように普段の生活では食事管理を徹底している和田さんだが、友人とのディナー時は好きなものを好きなだけ食べるという。体形をキープするために、どのようにその後の食事でリカバリーしているのか?