4月は就職や会社の転勤などで引っ越しする人は多いでしょう。安全で気に入った部屋を見つけて、トラブルなく引っ越したいですよね。そこで、doors世代が巻き込まれやすいトラブルへの対処法や物件の選び方を、女性専門のあつまる不動産代表の小泉厚子さんに聞きました。

 「一度トラブルに巻き込まれて、私たちのお店に駆け込んでくる若い女性は多いです」。女性専門で不動産を紹介する「あつまる不動産」の代表、小泉厚子さんは言います。「部屋で寝ていて起きたら男性が窓から部屋をのぞいていた、自宅マンションで部屋に入ろうとしていたら後ろから知らない男性につけられていたなど怖い思いをされた方もいます」

 小泉さんによると女性の部屋探しの一番のポイントは「建物自体が外からどう見えるか」。「部屋の中に目が行きがちですが、外からその建物や部屋がどう見えるのかをもっと重要視すべきです。例えば、窓が大きくて開放的な造りの部屋でもベランダの塀が低いと外から丸見えになってしまいますし、物干しさお受けの位置が高過ぎて女性ものの洗濯物がなびいているのが見えてしまい、防犯上良くない。内見の時に建物の周囲をぐるりと回って確認するといいでしょう」(小泉さん)

チェックポイント1
建物や部屋が外からどう見えるか
建物や部屋が外からどう見えるのかをしっかり確認して
建物や部屋が外からどう見えるのかをしっかり確認して

 オートロック付きの物件でも安心できないと言います。「私たちはそういう物件を『なんちゃってオートロック』と呼んでいます」と小泉さん。