3月8日は国際女性デーです。苦難を乗り越え、権利を勝ち取ってきた女性をたたえる日として、1975年に国連が制定しました。世界経済フォーラム(WEF)が昨年末に発表した「ジェンダー・ギャップ指数」で日本の順位が調査対象153カ国のうち121位と過去最低になったことは記憶に新しいです。結婚や出産などキャリアに影響を及ぼすライフイベントが多い女性。日経doorsではこれまで女性の生き方や働き方について多くの記事を掲載してきました。国際女性デーを前にdoors世代に読んでほしいお薦め記事を編集部10人が選びました。上下2本でお伝えします。

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◆もう男性も「三歩下がる女性」は求めてない

パートナーには「夫を支える妻」になってほしくない

今ドキの独身男性たちの本音を聞く座談会で出たのが「パートナーには『夫を支える妻』になってほしくない」というセリフ。男性の価値観も一昔前とは隔世の感があるなあと思わされました。(日経doors編集部・田中裕康)


◆「声を上げる」練習

25歳社長・酒向萌実が実践する「閉じない」働き方

「自分に何ができる?」と弱気になる瞬間もある。でも「社会も制度も、一人ひとりが声を上げれば必ず変わる」と力強く語ってくれた酒向萌実さん。記事に登場する「声を上げる練習」、私もしています。女同士の絆に万歳!(日経doors編集部・加藤藍子)


◆「ありのままの自分」で輝いていけるように

Love Myself!自分が愛おしくなる海外ドラマ

誰もが自分らしく輝けるよう、ゲイの5人が手助けしてくれるNetflixの番組「クィア・アイ」。「ありのままの自分でいい」「多様な生き方があっていい」ことに気づかせてくれた、私のバイブルです。(日経doors編集部・尾崎悠子)


◆NZ首相の産休取得に学ぶ

NZ世界初で産休取得・アーダーン首相 来日スピーチ

前例がないことに挑戦するのは勇気がいる。でも誰かがやらなければ議論すら始まらない。現職の首相として世界初の産休を取得したNZ首相のジャシンダ・アーダーンさんの堂々とした姿と他者を受容する同国の文化に改めて、「本当のフェアとは何か」を考えさせられました。(日経doors編集部・高橋奈巳)


◆吉田晴乃さんに学ぶ私たちの生き方

吉田晴乃さん死去の前日、人生最後になった渾身の演説全文

経団連初の女性役員として注目され、元BTジャパン社長、そしてW20運営委員会共同代表としても活躍していた吉田晴乃さん。日本の女性をけん引してきた吉田晴乃さんの最後のメッセージに心打たれました。(日経doors編集部・齋藤有美)


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