贅沢な時間の過ごし方で自分をリセット

 今回訪れた場所の中で、木本さんが同世代の女性におすすめしたいスポットは?

 「セント・キルダ・ビーチです。メルボルンの中心街からトラムで30分ほどで行けます。海好きの私にとって、この近さは魅力的でしたね。午前中はシティを観光して、午後からはビーチ沿いのカフェで海をぼんやり眺めながらのんびり時間を過ごす。そんな贅沢な毎日を送っていました」

シティから一番近いセント・キルダ・ビーチ。たくさんのカフェがあり、そこからビーチを眺める時間が贅沢だったと木本さん(写真提供:ビクトリア州政府観光局)
シティから一番近いセント・キルダ・ビーチ。たくさんのカフェがあり、そこからビーチを眺める時間が贅沢だったと木本さん(写真提供:ビクトリア州政府観光局)

 また、ヤラ・バレーへのワイナリーツアーも良かったと木本さんは言います。

 「ヤラ・バレーのワイナリーまではバスで1時間ほど。半日ツアーで行けます。到着して畑を見学した後は、併設するレストランでお待ちかねのテイスティング。ランチと一緒に様々な種類のワインを試すことができます。ワインが大好きな私は、説明を受けながらすすめられるがままに飲んでいました。料理もおいしかったですよ」

メルボルンから車で約1時間、ヤラ川の上流に位置するヤラ・バレーには、大小70以上ものワイナリーが点在する(写真提供:ビクトリア州政府観光局)
メルボルンから車で約1時間、ヤラ川の上流に位置するヤラ・バレーには、大小70以上ものワイナリーが点在する(写真提供:ビクトリア州政府観光局)

 約3000軒、120カ国あまりのレストランがあるといわれているメルボルン。毎日の食事も飽きることなく楽しめたそうです。

「1週間滞在していたので、いろいろ食べましたね。大好きなラム肉をはじめ、中華や、和食とのコラボ料理も食べました。メルボルンは食後のデザート選びにも事欠きません。チョコレートやアイスクリームのお店は多数。またフルーツがおいしく、お気に入りのスムージーのお店も見つけました」

市内には約120カ国ものレストランがあるといわれているグルメな街メルボルン(写真提供:ビクトリア州政府観光局)
市内には約120カ国ものレストランがあるといわれているグルメな街メルボルン(写真提供:ビクトリア州政府観光局)

 今回のメルボルンの旅で、木本さんは身も心もすっかりリフレッシュできたと話します。

 「海外でこんなにゆっくりするのは初めてでしたね。私はダイビングをするので、旅先でも早起きをして、何本か潜って、夜は飲んで食べてとアクティブに時間を過ごすことが多いのですが、今回はとにかくゆっくりのんびり。自分を振り返る時間をたっぷり持つことができ、素の自分に戻ることができました。メルボルンは街そのものの時間の流れがゆったりしているので、忙しい毎日を送る働く女性は、街の雰囲気に身を任せるだけで日頃の疲れを癒すことができると思います。自分をリセットするのにピッタリな場所だと思います」

 メルボルンから戻った後、なんと海外商品のPRの仕事が舞い込んできたと木本さん。

 「この休暇が、何かを引き寄せたのかもしれないですね。早速、錆ついた英語力を鍛えなおそうとレッスンに申し込んでしまいました。前向きな自分を取り戻すことができたメルボルンの旅。これをきっかけに、ぜひまた来年も訪れたいと思っています」

(文/鈴木友紀 写真/小林大介)

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