「通知機能」で、緊急メッセージにも対応できる

 鈴木さんは『vivomove HR』をスマートフォンとペアリング。これにより、スマホに着信したメッセージの通知を画面上で確認できます。

 「料理しているとき、子どもと遊んでいるときなどは、スマートフォンは離れた場所に置いてあります。その間も、Facebookやチャットツールのメッセージ着信の通知が手元で確認できる。『このメッセージは急ぎの用件かも』と思ったら、料理の手を止めて確認し、すぐに対応することができます。また、会議中に通知が届いた場合も同様に、手元をちらっと見るだけで、会議を中断してまで対応すべきかどうかを判断できます。スマホへの着信を気にし過ぎて、縛られている状態にはなりたくない。適度に距離を置きつつ、最低限の確認は取って、重要な用件を見逃さずにリアルタイムで処理する……そんなコントロールができるのはいいですね」

急ぎの用件かどうか、打ち合わせ中に手元で確認できる
急ぎの用件かどうか、打ち合わせ中に手元で確認できる

 なお、「スマホをどこに置いたかわからなくなった!」という場合にも、探索機能を活用すれば音や振動によってすばやく見つけ出すことができます。

「歩数」「睡眠」計測により、「良い習慣付け」を意識するように

 「1日の歩数の記録を見ると、平日あまり動けていないことを実感します。歩数を計測していると、『なるべく歩こう』という意識がはたらくので、休日には運動量が増えました。また、このウォッチは軽くて圧迫感がないので、就寝時に着けっぱなしでも気になりません。睡眠中も着けたままにして、『睡眠モニター』で自分の眠りの深さをチェックしてみました。さして問題はなかったのですが、計測をすることで『睡眠の質の向上』を意識するように。以前は就寝直前にスマホを見たりしていましたが、ブルーライトは睡眠のリズムに影響を与えると聞くので、本を読むだけにしようと思っています。『計測』されることで、数値を改善しようという意識になる。意識すると行動につながり、良い習慣付けを心がけるようになりますね」

専用アプリ「Garmin Connect Mobile」でデータの同期が可能。運動量や歩数、ストレスレベルなど、数値で管理できるうえにグラフとして見える化も。体調管理に役立つ。睡眠中のデータはGarmin Connect上のみで確認可能です
専用アプリ「Garmin Connect Mobile」でデータの同期が可能。運動量や歩数、ストレスレベルなど、数値で管理できるうえにグラフとして見える化も。体調管理に役立つ。睡眠中のデータはGarmin Connect上のみで確認可能です
専用アプリ「Garmin Connect Mobile」でデータの同期が可能。運動量や歩数、ストレスレベルなど、数値で管理できるうえにグラフとして見える化も。体調管理に役立つ。睡眠中のデータはGarmin Connect上のみで確認可能です

 このほか、「ストレスレベル」を計測すれば、自分の心の状態を客観視することで気持ちを落ち着ける効果も。また「消費カロリー」計測機能で「どれだけ動いたらどれくらいのカロリーを消費するのか」を把握すれば、食事で摂取するカロリーのコントロールも意識できるようになるでしょう。