おうち中華レシピで油使いのコツをマスター
ソイオイルマイスターで管理栄養士の藤橋さんが、脇屋シェフ直伝の油使いのコツを生かしたおうち中華のレシピを考案してくれました。
■自家製香味油でワンランクアップ！
中華風具だくさん冷やっこ
ねぎ、生姜、にんにく、桜えびで香りをつけた奥行きのある味わいの香味油を作り、トマトときゅうりを加えた自家製香味油ダレをたっぷりかけて食べる冷やっこメニュー。
豆腐…1/2丁
◎香味油ダレ
A ソイオイル（サラダ油）…大さじ6
A ねぎ（みじん切り）…白い部分10cm
A 生姜（5mm厚にスライス）…1かけ
A にんにく（つぶす）…1かけ
A 桜えび…大さじ1
黒酢…小さじ1/4
塩…小さじ1/2
トマト（5mmの角切り）…1個
きゅうり（5mmの角切り）…1/2本
【作り方】
1.フライパンにAの材料を全て入れて弱めの中火で2分加熱（焦がさないよう火加減に注意）し、香りがたったら火を止め、粗熱をとる。
2.1から生姜とにんにくを取り出し、黒酢、塩、角切りにしたトマトときゅうりを加えてよく混ぜる。
3.2を豆腐にかけて出来上がり。
■オイルを加えたお湯でサッとゆでればプロの味
きのこたっぷり チンゲン菜ともやしのスタミナ野菜炒め
もやしやチンゲン菜などの野菜を炒める前に、「オイルゆで」をすることでシャキッと彩りの良い野菜炒めに。しいたけやきくらげなどを加えて食物繊維やビタミンも補給。
A もやし…1袋（200g）
A チンゲン菜（5cm幅に切る）…1株
A ニンニクの芽（5cm幅に切る）…6本
A ピーマン（細切り）…2個
A パプリカ（細切り）…1/4個
豚肉（1口大に切る）…100g
にんにく（すりおろし）…小さじ1
生姜（すりおろし）…小さじ1
きくらげ（戻しておく）…乾燥5g
しいたけ（うす切り）…4枚
ソイオイル（サラダ油）…大さじ2
酒…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
塩・胡椒…適量
【作り方】
1.ガス台の1個で2リットルのお湯を沸かし、ソイオイルを大さじ1加え、Aの野菜を入れて30秒ゆでる。もう1個のガス台で、フライパンにソイオイル大さじ1、にんにく、生姜、豚肉、酒を加えて強火で肉の色が変わるまでさっと炒めておく。
2.ゆで上がった野菜をざるにあけて水気を切り、2に入れて、きくらげ、しいたけも合わせ、強火で1分ほど軽く炒める。
3.しょうゆ、塩・胡椒で味を整えたら出来上がり。
■うまみたっぷりのスープがやみつき
ピリ辛豆乳坦々素麺
ソイオイルでコクを出した冷たいピリ辛豆乳坦々スープいただく暑い夏にうれしい素麺メニュー。夏野菜と肉味噌を添えて具だくさんにすることで栄養バランスも取れた一品に。
素麺…2束（100g×2）
●肉味噌
豚ひき肉…200g にんにく（すりおろし）…小さじ1
生姜（すりおろし）…小さじ1
ねぎ（みじん切り）…白い部分10cm
ソイオイル（サラダ油）…大さじ1
酒…大さじ1
豆板醤…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
●豆乳スープ
ソイオイル（サラダ油）…大さじ2
無調整豆乳…2カップ（400cc）
白すりごま…大さじ4
鶏ガラスープ…小さじ2
●トッピング
ミニトマト（半分に切る）…4個
きゅうり（細切り）…1/2本
【作り方】
1.素麺を時間通りにゆで、水で冷やして水気を切っておく。
2.フライパンにソイオイル、にんにく、生姜を入れて中火で加熱し、香りがたったら豚ひき肉、酒を加えて色が変わったら、ねぎ、豆板醤、しょうゆを加えて1分ほど炒めて味をなじませる。
3.豆乳スープの材料を混ぜて器に盛り付け、1の素麺、2の肉味噌、トッピングを飾る。
【ソイオイル（大豆油）とは】
ソイオイル（大豆油）は、大豆の種子から採取される食用油。サラダ油のほかマヨネーズやマーガリンの原料などとして広く用いられています。不飽和脂肪酸のリノール酸が多いほか各種必須脂肪酸がバランス良く含まれているのが特徴です。
ソイオイル（大豆油）など植物油と製造-加工メーカーの詳細はこちら
【ソイオイルマイスター検定】
アメリカ大豆輸出協会が認定する「ソイオイルマイスター検定」。大豆油の未来をつなぐ重要なアンバサダー役を担っていただき、大豆油をめぐる日本とアメリカの発展を目指していきたいと考えています。
ソイオイルマイスター検定公式ホームページ
取材・文／中澤小百合 写真／新山貴一
