これだけはおさえておきたい口座開設のポイント

 様々なメリットを知り、「さあ、『つみたてNISA』で投資をスタートしてみよう!」と思った時に、まずしなくてはいけないことは金融機関選びです。

 「NISA口座は1人1口座(1人1金融機関)となり、複数の金融機関にNISA口座を開設することは認められていません。金融機関を変更した場合などはこの限りではありませんが、各年においては1口座(1金融機関)でしか取引ができません。金融機関によって取り扱っている投資信託が異なるため、金融機関選びは大事なポイントになります」と羽間さん。そして、取り扱う金融商品の多さは選ぶ基準の大事な要素だといいます。

 「マネックス証券の『つみたてNISA』の対象銘柄は現在149本(2019年9月現在)。全対象銘柄の9割以上をカバーしています。金融機関によっては、取扱商品が限られてしまうこともあります。当社なら、そういったことにとらわれず幅広く商品を取り揃えているので選択肢が広がりますよ」

 働く女性にとって、手続きの便利さも金融機関選びの重要なポイントになります。

 「昼間、金融機関の窓口に行く時間のない働く女性にとって、ネット証券はアクセスしやすい存在。私は対面でいろいろ勧められるのが苦手で自分で情報を収集して決めたいタイプなので、そういった点でもネット証券は便利だと思っています」(羽間さん)

 でも、投資初心者にとって、「たくさんある銘柄のなかからどれを選んだらいいのか分からない……」という理由で一歩が踏み出せないことも。マネックス証券では、ホームページ上に初心者でも分かりやすく解説したコンテンツが充実しています。

 「皆さん、何かを買う時には、おそらくネット上のランキングを参考にすることが多いですよね。当社のサイトでは『つみたてNISA』の月間積立契約件数のランキングを見ることができ、商品名をクリックしていただくと、そのファンドの特徴が解説されています。また、当社は『マネクリ』というオウンドメディアで投資に役立つ情報を発信しています。『マネックス人生100年デザイン』と題した人生100年時代を最大限楽しむために必要な情報や、doors世代向けの『25歳までに知っておきたい、お金のこと』という連載コラムなどを掲載しています。こちらは投資初心者の方にも読みやすいコラム記事ですので、ぜひ参考にしていただければと思います」(羽間さん)

 将来の生活を考えた時に、「何もしないことのリスク」も羽間さんは指摘します。「銀行の普通預金の金利は0.001%という低金利のところもあります。ですから、預金だけで、他に何もしないこともひとつのリスクといえるのです。預貯金の一部を、増える可能性があるものに投資するのはとても大切なこと。それには、一箇所にまとめておくより、資産を分散してバランスをとった方が安心です」

 月々100円から積立可能なマネックス証券の『つみたてNISA』。カフェでのコーヒー1杯程度の金額で投資ができるのであれば、気軽にスタートしてみようという気になるのではないでしょうか。

■マネックス証券の「つみたてNISA」をもっと知りたいならこちらから

お取引に関する注意事項
マネックス証券の口座開設・維持費は無料です。口座開設にあたっては「契約締結前交付書面」で内容をよくご確認ください。
投資信託取引に関する重要事項
<リスク>
投資信託は、主に値動きのある有価証券、商品、不動産等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた有価証券、商品、不動産等の値動き等(組入商品が外貨建てである場合には為替相場の変動を含む)の影響により上下するため、これにより元本損失が生じることがあります。投資信託は、投資元本および分配金の保証された商品ではありません。
<手数料・費用等>
投資信託ご購入の際には、申込金額に対して最大3.5%(税込3.85%)を乗じた額の申込手数料がかかります。また、購入時または換金時に直接ご負担いただく費用として、申込受付日またはその翌営業日の基準価額に最大計1.2%を乗じた額の信託財産留保額がかかります。さらに、投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用として、純資産総額に対して最大年率2.38%(税込2.618%)を乗じた額の信託報酬のほか、その他の費用がかかります。また、運用成績に応じた成功報酬等がかかる場合があります。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。手数料(費用)の合計額については、申込金額、保有期間等の各条件により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。
<その他>
お取引の際は、ウェブサイトに掲載の「目論見書補完書面」「投資信託説明書(交付目論見書)」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。
つみたてNISAの口座開設およびお取引に関するご留意事項
■口座開設および金融機関変更に関して
・NISA口座は、同一年(1月~12月)において、1人1口座(1金融機関)までの開設となります。金融機関変更が可能ですがその年の買付けが既に行われている場合はできません。また、NISA口座の残高を他金融機関へ移管することはできません。・NISA、つみたてNISAは選択制であり、同一年に両方の適用を受けることはできません。
■お取引に関して
・投資信託の分配金のうち特別分配金については従来より非課税です。・投資信託の分配金の再投資買付は非課税投資枠を使用します。超過している場合は分配金受取となります。・年間の非課税投資枠は40万円です。売却しても非課税投資枠は再利用できません。また、非課税投資枠の残額(未使用分)は翌年以降に繰り越せません。・NISA口座で発生した損失は、特定口座・一般口座で保有する商品の譲渡益や配当金等と損益通算できず、また繰越控除もできません。・NISA口座に関する取引報告書や取引残高報告書等の書面は、すべて電子交付サービスでのご提供となります。
■その他
マネックス証券におけるつみたてNISA取扱商品や、その他の口座開設およびお取引に関するご留意事項につきましては、ウェブサイトにてご確認ください。
・その他のご留意事項
iDeCo(個人型確定拠出年金)に関する留意事項
・マネックス証券のiDeCoは、証券総合取引口座の開設がなくても申込みできますが、加入者資格条件を満たしている必要があります。
・確定拠出年金は加入者が自己責任で運用する年金制度です。運用成績によって、年金資産額が掛金や移換金の総額を下回る場合があります。
・運用の実績が将来の年金額に反映されます。将来の年金受給額は定まっていません。
・掛金は60歳まで原則引き出すことができません。
・国民年金基金連合会、信託銀行に対する一定の手数料がかかります。マネックス証券に対する運営管理手数料は無料です。
・運用商品についての詳細は個別の「商品説明資料」をよくお読みください。
確定拠出年金運営管理機関 登録番号784

商号等 マネックス証券株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会 日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会

取材・文/中澤小百合 写真/小林大介