結婚しても子どもが生まれてからも、ずっと仕事を続けたい。こう考えているdoors読者は見逃せない、あのアワード発表の時期が、今年も近づいてきた。

いち早く子育て環境を整えた会社が分かる

厚生労働省イクメンプロジェクトで行っている「イクメン企業アワード」「イクボスアワード」をご存じだろうか? 2013年に始まった「イクメン企業アワード」は、男性の仕事と育児の両立を積極的に推進する企業を表彰する。2014年にスタートを切った「イクボスアワード」は、部下が仕事と育児を両立できる環境づくりに取り組んだ管理職=「イクボス」を表彰してきた。

男性の仕事と育児の両立支援制度が重視されるアワードだが、同時に、現場で働く社員一人一人がその制度を「実際に利用できているか」まで問われる点は、この賞の大きな特徴のひとつ。男性の育児休業(育休)取得、育児参加という文化の定着を推進する、厚生労働省イクメンプロジェクトの本気度が、現れている。

過去7回分の受賞企業・受賞者の取組は、未来につながる貴重なケーススタディ。ずっと働き続けたいと考えている私たちはもちろん、これから社会に出る多くの後輩たちにも役立つロールモデルになる。そしてまさに今年、「働き方のニューノーマル」を模索する各企業のリーダーたちも、現場で実践し実証されたノウハウから多くを学ぶことができるはずだ。

イクメン企業アワード2019・イクボスアワード2019受賞者たち。社会環境が大きく変わった2020年、企業のどのような取り組みが受賞するかに期待が寄せられている
イクメン企業アワード2019・イクボスアワード2019受賞者たち。社会環境が大きく変わった2020年、企業のどのような取り組みが受賞するかに期待が寄せられている

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