病気をするのは当たり前。不安を抱えながら生き続ける

 サミットで多数開催されていた健康分野のシンポジウムでは、「がんサバイバー」「薬を飲み続ける人生」「50歳以降のペースダウンしたライフスタイル」などのキーワードで議論が盛り上がる。

 「“50代”でグーグル検索をすると、まるで老人のようなイメージ写真が出てきてしまうが、これは真実ではない。現実はもっと若々しい外見をしている男女が社会で活躍している。しかし、彼らの肉体が病気や手術と無縁でいることは不可能だ。この新たな世界と我々はどう向き合うのか。そこには戸惑いもあり、挑戦もある」とデイビッドは熱弁する。

 「病気をしないこと」より、「病気をしながらどう幸せな状態でいるか」という新しい課題に対し、睡眠マネジメントや精神バランスの保ち方、禅マインド、内省するスポーツなど、最新のビジネス分野が解決策として注目されているというわけだ。

ネットワーキングの時間は、隣の人の声が聞こえないくらいの賑わいで盛り上がった。誰もが「ウェルネス」というキーワードで新たなビジネスチャンスを模索する。
ネットワーキングの時間は、隣の人の声が聞こえないくらいの賑わいで盛り上がった。誰もが「ウェルネス」というキーワードで新たなビジネスチャンスを模索する。