読者のペルソナを決める
三島 SNSでフォローしてほしい読者の具体的なペルソナは決まっていますか?
―― 読者のペルソナは20~30代の働く女性なのですが、私たちはこれまではメールマガジンで記事をアピールすることが主でした。ただ、Twitterのユーザーにはメルマガではリーチできないような人がいるのではないかと思っています。20~30代の働く女性でより情報への感度が高くて、私たちの記事を拡散してくれそうな人たちですね。そんな方にアプローチしたいんです。
三島 受け身ではなくて能動的で、情報に敏感なユーザーさんを獲得していきたいというお話ですよね。
―― そうですね。
三島 最近だとTwitterはキャリアの話をする女性も増えているので、そういった人たちがフォロワーになってくれて、拡散されるといいですね。ただ、その場合、話題になりやすい、めにつきやすい、とがったコンテンツは必要かなとは思います。日経doorsは他のメディアとの違いって明確にありますか?
他メディアとの違いはここ
―― キャリアを柱として考えている女性向けWeb媒体はあまりないというのがあります。例えば出産や妊活、婚活をテーマにした記事は他にもあると思いますが、必ずキャリアを掛け合わせて、「キャリア×働く」「キャリア×婚活」は日経doorsだけだと思います。
三島 ハイキャリアを目指されている女性がターゲットなのですね。
―― ハイキャリア限定ではないのですが、ハイキャリアを目指したいと思っている女性がターゲットです。
三島 もう一つ質問なのですが、編集部員が各自でTwitter(編集部員のツイッター一覧はこちら)を開設していますが、編集部内でのルールや軸にしているテーマ、コンテンツ作りとして心掛けていることはありますか? 皆さんでリツイートし合っている印象を受けました。
―― それも別にルールではないですね。誰かが投稿したらいいねを押したり、リツイートしたりするぐらいです。
三島 では、明確なルールみたいなのはなくて、どういうことを発信するかも個人にいったん委ねているような形になりますかね。
―― はい。