「何を発信すればいいのか」の壁

福間 やっぱり継続的に発信するのはとても大事で、SNSは「何を発信したらいいか分からない」という壁にぶち当たるんです。これは一つの例ですが、最近だとマーケティング系のイベントで、ツイッターでハッシュタグを付けてイベントの内容を実況中継されることが多くなりました。

 イベントのアウトプットにもなりますし、イベントを見ている人にシェアしてもらえますし、そこからつながりができて、いろいろな人とコミュニケーションが生まれます。日経doorsであれば「女性のキャリア」を軸に共感されることも多いと思うので、女性起業家と一緒にイベント企画し、その様子をシェアするというのもいいのかなと思いました。

 SNSは投稿しても誰も反応してもらえないのが一番つらいですよね(笑) 私は個人アカウントで趣味嗜好が合いそうな人に積極的にリプライするなどコミュニケーションをするようにしています。他の人にむやみに絡んでもいいのかなと最初は思いがちなんですけど、案外自分が絡まれた時ってリプライもらうとうれしいですよね。相手も一緒で、こっちから積極的にコミュニケートしていくと向こうも「この人はコミュニケーション取っても大丈夫なんだ」っていうふうに認識してくれるので次もリプライしてくれるようになることもあります。そこからどんどん広がりが増えていくのかなというふうに思います。

―― 日経doorsでもオンラインイベントを活発に行っています。実況ツイートも取り入れてみますね。積極的にフォロワーの方とも絡んでいきたいです。

三島 その辺は一つまた軸になるかなと思います。この資料を見てください。ツイッター運用におけるPDCAの考え方でフレームワークを落とし込めたほうが分かりやすいのかなと思ったので今回共有します。

PDCAフレームワーク見せます

Planでは方向性、目的、KPI設計、ターゲット、メディアのトーン&マナーを書き出しました
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