アカウントのトンマナを決める

三島 あと大事なのはアカウントのトンマナ(トーン&マナー)です。例えば、ターゲットに対してキャリアに悩んでいる女性のお姉さん的な存在など、人柄みたいなのが分かる設定にしましょうか。これを決めたら実際にそれに合わせて投稿内容を決めていきます。

 メディアの思いやこういう人に見てほしいなどメッセージ性のあるコンテンツがあってもいいと思いますし、実際にフォロワーがアクティブであれば「どうやったら有料会員になってくれますか」ってストレートに聞くのも全然アリかなと思っています。

ツイッターのバナー作成は最後!

―― ツイッターのバナーも変更したいと考えています。それは並行して進めていったほうがいいですか。

三島 バナーについては方向性とかメディアのトンマナとかターゲットが決まってから考えるのが一番理想です。一旦ここを決めて、次のアクションがバナーやコンテンツを考えていくところかなと思っています。編集部さんはこのPDCAサイクル表を埋めてきてください。ツイッターの方向性や方針が決まると制作物の納品のところに着地できるかと思いますのでもうちょっと踏ん張ってみてください。

 次回はPDCAサイクルについて再びディスカッションしている様子をお届けします。

取材・文/齋藤有美(日経xwoman doors) 写真/PIXTA