子どもが欲しい夫婦はいつから妊活を始めているのでしょうか。ロート製薬の調査「妊活白書2019」から妊活の最新状況と妊活成功に必要なことを探ってみました。

不妊情報に触れる機会が増え、早めに妊活する人が増加

 「いつ産むか」はキャリアプランにも関わってくる問題。とはいえ、子どもが欲しいと思ってもすぐにできるとは限りません。ロート製薬の調査「妊活白書2019」によると、妊活開始の平均年齢は32.1歳。3人に1人に当たる28.6%が20代後半から妊活を始めていました。調査は25歳~44歳の子どもがいない既婚男女を対象にしたもの。同社によると、前年の調査に比べ、20代後半で妊活を始める人の割合が5.2ポイント増加。「妊活を始める年齢が早まっている傾向がある」と分析しています。

25歳~44歳の子どもがいない(現在、子どもが欲しいと思っている)既婚男女800人が対象。25-29歳の若い層の割合が5ポイント余り増え、平均年齢も0.2歳若くなっている。妊活を開始する年齢が早まっている。調査実施期間は22019年9月2 7日~10月1日(データ:ロート製薬 妊活白書2019)
25歳~44歳の子どもがいない(現在、子どもが欲しいと思っている)既婚男女800人が対象。25-29歳の若い層の割合が5ポイント余り増え、平均年齢も0.2歳若くなっている。妊活を開始する年齢が早まっている。調査実施期間は22019年9月2 7日~10月1日(データ:ロート製薬 妊活白書2019)