「仕事ができるように見られたい」「頼りがいがある人だと思われたい」など、職場で「どう見られたいか」は個人によって違うもの。ただし、その根底にある「好感度」を抜きにして語ることはできません。今回は「好感度」を上げつつ、職場で「なりたい自分」になるための方法を余語まりあさんに教えてもらいます。

「好印象の連鎖」が起こるとどんなメリットがある?

 突然ですが、皆さんは「会社の仕組み」について考えたことがあるでしょうか。

 「会社には収益を上げ、税金を納め、給料を上げる(社員の福利厚生を良くする、社員に還元する)という仕組みがあります。つまり自分が頑張れば、みんなに還元される。印象を良くすることは自分と組織のためにもなるんです」(余語さん)

 自分の振る舞い一つが会社の業績にまで影響を及ぼすとしたら……。「好印象」は社会人にとって必須要素なんですね。

「第一印象」だけじゃない! 第二印象、第三印象とは?

 社内では「初めまして」の1回きりではなく、その後も仕事を通じて関係性が続きます。そのため、「第二印象」「第三印象」にも気を配ることが必要となります。

 「第一印象が『見た目の雰囲気』だとしたら、第二印象は『所作や動作』、第三印象は『言葉遣い』だと思います」と余語さんは断言します。

 「第一印象がステキな人でも、一緒に仕事をするうちにガサツな所作が目に付いたり、人の悪口ばかり言っていたりするのでは興ざめですよね。仕事の不満ばかり言っている人に、上司が仕事を任せたいと思うでしょうか?

第一印象が良かったとしても、その後に「いつも仕事の愚痴ばかり」「ネガティブな発言が多い」など思われるのは損。日常の言葉遣い、話す内容も気を付けて!

 「若いうちなら先輩が注意してくれるかもしれませんが、たいていの場合、人は黙って離れていきます。もしも自分がせっかちな性格だとしたら、話すときには一呼吸置く、ゆっくり動くといったことを気を付けましょう。『常にもう一人の自分が見ている』ことを心掛けると、自分を見渡せるようになりますよ」