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石井リナ「日本はジェンダー後進国なの?」衝撃受け起業

「会社辞めたい」が異動で一変 自分の新たな強みと出合い、起業へ

doors世代の起業家たちは、いつ事業のアイデアを考え、どうやって起業までたどり着いたのか。何につまずき、何が転機となったのか。起業の先にどんなドアを開こうとしているのか。さまざまなフェーズに立っている注目の起業家を取材する連載「起業 NEXT doors」。今回は、フェムテックブランド「Nagi(ナギ)」やエンパワーメントメディア「BLAST(ブラスト)」を運営するBLASTのCEO・石井リナさんに話を聞いた。

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石井リナ 女性起業家はまだ少数派 折れそうな時もある

 近年、多様化が進む生理用品。これまで主流だったナプキンやタンポンに加えて、現在、新たな選択肢として注目を集めるのが吸水性ショーツだ。ナプキンを取り換える必要がない、ナプキンのズレによる経血の漏れや匂いなどを意識しなくて済む、旅行やスポーツを心おきなく楽しめるなどメリットは多く、国内外問わずさまざまなブランドが登場している。

 その中でも、ティーンエージャーからdoors世代の女性たちに支持を得ているのが、「Nagi」のショーツだ。開発から販売まで手掛けるのが、BLASTのCEO・石井リナさん。

BLASTのCEO・石井リナさん
BLASTのCEO・石井リナさん

 「Nagi」は、オンラインストアでも「自分の身体をコントロールすることは、自分の人生をコントロールすること」というメッセージを発信しており、石井さん自身の考えとも通じている。2020年9月に、約5000万円の資金調達をリリースした。

 2018年、石井さんは27歳で起業。女性のエンパワーメントをミッションに掲げ、日々ソーシャルメディアなどを通じて発信を続けてきたが、もともと起業に対する強い意志があったわけではないと言う。

入社2年「やりたい仕事じゃない」

 「新卒で入社したのはIT系の広告代理店でした。本当はデジタルマーケティングを幅広く学び、コミュニケーションのプランニングができるようになりたかったのですが、最初の2年で担当したのはリスティング広告(検索画面に表示される広告)の運用。やりたいことと実際やっていることのギャップに悩む日々を過ごしていました。だんだん業務自体が機械的に思えて、この仕事は私じゃなくてもいいんじゃないか、何のために働いているのだろう、そもそも私は会社員に向いてないんじゃないかなどと考えるようになってしまって。心身ともに参っていました

 一度、会社を辞めようと決心したが、ちょうど同じタイミングで、欠員のあったSNS担当の部署への異動を勧められた。

 「そうしたら、同じ会社なのに、部署が変わるだけで、全く違った」

<石井リナさんの起業5つのdoors>1.自分の名前で仕事をするという目標/2.ジェンダー後進国の危機感/3.発信の必要性を感じた子宮の病気経験/4.「次世代に継がせるわけにいかない」使命感/5.同世代のフェムテック起業家にもらう勇気
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