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石井リナ 女性起業家はまだ少数派 折れそうな時もある

想定していた事業成長が得られず、方針転換で生まれた人気アイテム「Nagi」

doors世代の起業家が事業を立ち上げるきっかけになる出来事は、さまざまだ。日本のジェンダーギャップ指数が世界的にも下位でジェンダー後進国であることに衝撃を受け、BLASTを立ち上げた石井リナさん。Webメディア「BLAST」、フェムテックブランド「Nagi(ナギ)」を通して女性のエンパワーメントを呼びかけている。

石井リナ「日本はジェンダー後進国なの?」衝撃受け起業
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25歳で見つかった子宮の病気もきっかけに

 2018年1月に会社を立ち上げた時点から、女性へのエンパワーメントやサポートという観点で、メディア、プロダクト、コミュニティーの3本柱での事業に取り組んでいた石井リナさん。

 Webメディア「BLAST」では、社会問題からセックスまで幅広いトピックを扱い、コアなファンを獲得した。中でも、石井さんが25歳のときに発覚した子宮頚(けい)部異形成について語った動画は当事者としての強い思いが込められた1本だ。

 「一社目で激務をこなしていた頃に病気が発覚したのですが、子宮頸がんの一歩手前だと聞かされたときはパニックに陥りました。『がんの一歩手前ということは死んでしまうのかもしれない。だったら相手が誰でもいいから子どもを産まなきゃ』って本気で思ったんです。でも、それは正しい情報を持っていなかったから。

 ジェンダーギャップ指数について知ったときの衝撃のように、自分の体にこの先起こるかもしれないことを『知らなかった』で済ませないためにも、生きることにかかわる情報を発信して多くの女性に届けたいと思いました」

「知らないと怖い。でも、正しく知ることができれば、不安も誤解も小さくなるから」
「知らないと怖い。でも、正しく知ることができれば、不安も誤解も小さくなるから」

 そして、2020年5月には、初めてのプロダクトとなる吸水性ショーツ「Nagi」を発売開始。約1年半の開発期間をかけたこだわりのアイテムで、デザイン性や種類の豊富さに注目が集まり、発売から問い合わせが殺到、生産が追い付かないほどの人気を博している。だが、プロダクトが生まれた背景には、Webメディアの一時休止があった。

<石井リナさんの起業5つのdoors>1.自分の名前で仕事をするという目標/2.ジェンダー後進国の危機感/3.発信の必要性を感じた子宮の病気経験/4.「次世代に継がせるわけにいかない」使命感/5.同世代のフェムテック起業家にもらう勇気
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