「今、特定の彼はいないけれど、男友達がいます。いわゆるソウルメイト的な関係です。だから現状に不満はない。でも、将来を考えると、ちょっと不安…というか…」――今回はこんな、doors世代のリアルな声を、恋バナ収集ユニット「桃山商事」の清田隆之代表が、真剣に丁寧に因数分解して、ロジカルに考えました。この記事は(下)です。

恋愛モードがしんどいときに、結婚を考える選択肢(上)
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桃山商事が解説 男友達がいて現状に不満はないのに、なぜ、将来が不安なのか
■恋愛モードがしんどいときに、結婚を考える選択肢(上)

結婚と恋愛がセットになって結びついている

 (上)の記事では、A子さんが、いつでも会える4人の男友達がいて現状には満足しているのに、ふと「このままでいいのかな」と不安になる原因について考えてみました。その理由の一つとして考えられるのは、妊娠や結婚、仕事やお金、家族や友達など……ライフイベントやキャリアについてこから考えないといけない問題が多く、そもそも結婚自体が、A子さんが苦手とする感情的な恋愛を経ないと得られないものだという気持ちがあるからかもしれない、ということでした。

会いたいときに会えるソウルメイトがいれば満足…だったのだけれど…(写真はイメージ/PIXTA)
会いたいときに会えるソウルメイトがいれば満足…だったのだけれど…(写真はイメージ/PIXTA)

 結婚は制度による契約であり、関係の安定化に寄与するものではあると思います。ただ、そのために恋愛が必須なものかというと、そうとは限りません。恋愛感情の伴わない結婚だってあるし、世の中にはそういうパートナーシップを結んでうまくやっている人もたくさんいるはずです。