「20代で起業。この人すてきだなと思う人のほとんどが、年上で妻子あり。同世代の男性に物足りなさを感じてしまうんです」――今回はこんな、doors世代の起業家のリアルな声を、恋バナ収集ユニット「桃山商事」の清田隆之代表が、真剣に丁寧に因数分解して、ロジカルに考えました。

同年代男性は物足りない 「まっとうな恋愛」とは(上)
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桃山商事が解説 男友達がいて現状に不満はないのに、なぜ、将来が不安なのか
■同年代男性は物足りない 「まっとうな恋愛」とは(上)

 (上)の記事では、起業家のH子さんが、結婚を踏まえてパートナーへの要望や願望が絞り込まれていることで、その条件を満たす男性が少なくなり、同世代の男性にも魅力を感じなくなっているということが分かりました。でも、目をつぶって同世代の男性と付き合ってみるとか、結婚は意識せず恋愛を楽しんで、というのも根本的な解決にはなりません。さて、ここで、ある程度絞られている条件とどう向き合うか。

 問題は「条件に当てはまる男性の母数が少ない」ことにあるわけで、H子さんが具体的に取り得るものとしては、「出会い方や探り方を広げていく」が最も現実的なアクションではないかと考えます。

 現状、H子さんにとって恋愛や結婚相手の候補としてノミネートされるのは「仕事の文脈で知り合う男性」がほとんどではないかと思います。

「仕事の文脈で知り合う男性の中で、仕事ができる人は魅力的にうつります」
「仕事の文脈で知り合う男性の中で、仕事ができる人は魅力的にうつります」