「彼氏以外にも好きな人が2人いる。自分自身はこの状況を楽しんで過ごしているし、結婚も焦ってはいない。しかし友達には結婚をしないことを指摘されてモヤモヤ。さらに父親や彼氏にも現状を話せないため、後ろめたい気持ちがある」。そんな悩みを抱える27歳の女性に、恋バナ収集ユニット「桃山商事」の清田代表が「1人の人と結婚するのが当たり前」という考えとの向き合い方をロジカルに解説してくれます。

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立ちはだかる「常識」や「社会規範」

 ここに立ちはだかるのが「世間の常識」「社会的な規範」ではないでしょうか。より具体的にいえば、「恋愛とは異性とするもので、その相手はもちろん1人で、互いの中でナンバーワンな存在で、恋愛の先に結婚がある(べきだ)」という感じになるでしょうか。

S美さんは「1人の人と付き合って結婚する」という考えと、どう向き合えばいいのでしょうか(写真はイメージ)
S美さんは「1人の人と付き合って結婚する」という考えと、どう向き合えばいいのでしょうか(写真はイメージ)