「性格的に甘えるのが苦手」「かわいげがないと言われた」「自分でもわかっている」――やりたいことを「ちゃきちゃき進めてしまう」というM子さん。いいなと思う人がいても、恥ずかしくて友達っぽく接してしまい、恋に発展することがない。そんなM子さんの、「本当は告白されたい」気持ちに、桃山商事の清田隆之代表が、向き合います。

気が強そうに思われるけど「本当は告白されたい」(上)
気が強そうに思われるけど「本当は告白されたい」(下)←今回はここ

 「性格的に甘えるのが苦手」「かわいげがないと言われる」をいうM子さん。長女気質で仕事もチャキチャキと進め、いいなと思う人がいても友達のような接し方で恋に発展することがない。

 気が強そうに思われるけど「本当は告白されたい」(上)では、そんなM子さんの自己分析を分解し、M子さんの悩みの現在地を確認しました。M子さんは、解決策として、自分よりも年上のパートナーなら、「甘え下手の自分を上手に甘えさせてくれるのでは?」と考えています。

「甘えるのが上手な女性を見るとうらやましくなります」
「甘えるのが上手な女性を見るとうらやましくなります」

M子さんは受け身でいいのか

 しかし、受け身で待ち続けても、いつどんな相手と巡り合えるか、コントロールができません。ここは、素敵な年上男性が現れるのを待ちつつも、同時に能動的に起こせるアクションを模索し、「攻め」と「待ち」の両構えで恋愛成就の可能性を追求していくのが現実的な方法ではないかと考えられます。

 そもそも、「〜してしまう」という表現を用いて説明されていた要素、例えば「仕事が好き」「チャキチャキ仕切る」といったことは、本当にネガティブなものなのでしょうか。

 好きな仕事に就き、独立という将来的な目標もあって、やりたいことを進めるバイタリティと仲間を仕切れるリーダーシップを持っている。M子さんのキャラクター要素はむしろポジティブなものばかりに感じます。でも、これがマイナス因子になってしまうとは、一体どういうことなのか。