気になったアプリを適当にダウンロードして、何とな~く使っている……。仕事にプライベートに忙しいdoors読者たるモノ、そんなスマホの使い方じゃもったいない! 「どんなアプリを入れているの?」「おなじみのアプリの知られざる活用法は?」――賢くアプリを使いこなしているみんなにレクチャーをお願いする本連載。第4回は、家計簿アプリ「Zaim」にフォーカス!

行動パターンの振り返りに役立つ

 皆さん、こんにちは。ZIZAIの倉田遥です。VTuberの運営をはじめ、バーチャルライブ配信アプリやアミューズメント事業を展開している当社で、採用・広報を担当しています。メーン業務は採用広報用記事の制作や面接のオペレーションですが、社員からその他の人事関連の相談を受けたり、別部署のプロジェクトに関わったりと、ルーティンワーク以外にも幅広い業務に携わっています。

 仕事がどんなに忙しくても把握しておきたいのが、毎月の収支。私は「Zaim」を使って家計管理をしています。

 使い始めたのは、大学4年の2月。社会人になり一人暮らしをするにあたり、生活費は最低限いくら必要なのかリアルな数字を知っておきたかったから。貯蓄の目標や節約の計画を立てようにも、「ミニマム」を知らないと見当がつかないですよね。何カ月か続けて記録を取ることで、家計を管理する感覚が身に付いたと思います。

 実は、それ以前もExcelの表を使って家計簿をつけることに挑んだのですが、購入したものの金額などを一つひとつ手入力したり、さらに項目を分類したりするのが大変すぎて、続かなかったんです。そこで、「Zaim」のレシートを読み込む機能が大活躍! おっくうに感じていた部分を効率化できたので、継続することができるようになりました。私は一週間分のレシートをためておいて、休日など空いている時間に一気に登録しています。

 アプリに記録が残っているから、現在の収支状況はもちろん、過去の履歴を見返すのも簡単。品目ごとに予算も設定しておけるので、「この月は交際費が高かった」「でも昼食代は抑えられた」など、行動パターンを振り返って、その後の暮らし方のデザインに生かすことができます。

【アプリ情報(iOS、Android)】
価格:無料(プレミアムプランは有料)
カテゴリ:ファイナンス
互換性:iOS 11.3以降