気になったアプリを適当にダウンロードして、何とな~く使っている……。仕事にプライベートに忙しいdoors読者たるモノ、そんなスマホの使い方じゃもったいない! 「どんなアプリを入れているの?」「おなじみのアプリの知られざる活用法は?」――賢くアプリを使いこなしているみんなにレクチャーをお願いする本連載。第5回は、Kindleの意外な活用法です。

家事に割いている時間をインプットに充てられる

 皆さん初めまして。マネーフォワードの西村美紀です。私は家計簿アプリ「マネーフォワード ME」のデザイナーとして、ビジュアルデザインをメインに、使い心地を改善するためのユーザーテストやインタビュー設計などにも携わっています。

 昔から読書が好きなのですが、紙の本はかさばるので、最近は電子書籍を読むことも多くなりました。スマートフォンにKindleアプリをダウンロードしておけば、いつでもどこでも手軽に読めるので便利ですが、さらにiOSに搭載されているVoiceOver機能をオンにすると、Kindleをオーディオブックのように活用することができること、皆さん知っていましたか?

 VoiceOverとは、iPhoneの画面に表示されているテキストデータを読み上げてくれる機能。VoiceOverを有効にしてからKindleアプリを起動すると、文章をiPhoneが音読してくれます。

 この機能を知ったのは学生時代ですが、社会人になり一人暮らしを始めた今、この機能が大活躍! 料理や掃除などの家事をこなしながら、書籍の内容を耳から聞けるようになり、インプットできる情報量が格段に増えました。

 もともと複数の物ごとを並行して進めることが好きな私には、「何かをしながら読書できる」というこの方法がとても合っています。忙しくてインプットの時間がなかなか取れない人、活字を読むのが苦手な人にはぜひ試してもらいたいです!