「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード(CWIA)」をご存じですか? 応募者2900組 中、世界の各地域3人ずつ、合計21人の女性起業家がファイナリストとして選ばれるこの賞。2019年3月に、初めて日本人としてファイナリストに名を連ねたのが、日経doorsでも紹介したSHEのCEOを務める中山紗彩さん。中山さんに直撃インタビューしてきました!

国内企業における女性社長の割合は、わずか7.8%

 帝国データバンクの調査によると、2018年4月末時点の国内企業における女性社長の割合はわずか7.8%。30年前の1988年の4.2%から緩やかに上昇はしているものの、男女比を見ると「女性活躍」とは程遠い現状があります。これを世界規模で見ても、程度は違えど、状況は大して変わりません。世界の大学・研究機関でつくるグローバル・アントレプレナーシップ・モニター(GEM)の発表によると、世界の主な国・地域において、女性による起業は男性による起業の半数もしくは半数以下にとどまることが分かっています。

SHEのCEOである中山紗彩さん(右)と、共同創業者でCOOの福田恵里さん

 こんな現状に一石を投じようとしているのが、今回ご紹介する、世界の女性起業家を支援するプロジェクト、「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード(CWIA)」。カルティエとINSEAD(欧州経営大学院)、マッキンゼー・アンド・カンパニーが設立した、年に1度開催する国際的なビジネスプラン・ コンペティションです。

 SHEのCEOを務める中山紗彩さんは、このたびCWIAにエントリーし、日本人として初めて、ファイナリストに選出されました。

 この世界的なアワードにエントリーした背景を、中山さんはこう語ります。「SHEにはほぼ英語ネイティブのスタッフが2人ほど在席しているんです。このスタッフたちのサポートも受けながら、英語でエントリーの書類をまとめてみようと思いました。どこまでできるか分かりませんでしたが、腕試ししてみようかと。SHEの事業戦略を世界に展開する可能性を、初めて強く意識した瞬間でもありました

 現在、中山さんを含め、ラテンアメリカ、北アメリカ、ヨーロッパ、サハラ以南のアフリカ、中東および北アフリカ、東アジア、南アジアおよびオセアニアの7地域から女性起業家、各3人が選出されています。

 この21人を待ち受けるのは、4月末から開催予定のアメリカ・サンフランシスコにおける最終プレゼンテーション。ここで最終的な受賞者7人が決定します。