結婚相手の裏の顔 事前に知っておきたい?

――『バチェラー・ジャパン』は、一人の独身男性が多数の女性の中から結婚相手を決める番組ですが、皆さんがバチェラーとして女性を選ぶなら何を重視しますか?

指原 私は男性にも女性にも好かれているかどうかを確認しますね。たとえバチェラーの前でいい顔をしていても、女同士になると火花を散らす人もいるじゃないですか。だからもし私がバチェラーになったら、自分のいないところで参加者の女性たちがどんな言い争いをしているのか、スタッフに聞くと思います。

藤森 僕も裏の顔を見てから判断したいですね。バチェラーでなくても、女子会に隠しカメラを設置して相手の素の顔を探りたいくらい(笑)

今田 そこまでする!? 女性は結婚しても裏の顔を見せないだろうし、気にしなくてもいいんじゃない? 僕は自ら相手の秘密を暴くんじゃなくて、いっそ完璧にだまされたいな。

「裏の顔を知りたい」という藤森さん、指原さんに対して今田さんは「完璧にだましてほしい」
「裏の顔を知りたい」という藤森さん、指原さんに対して今田さんは「完璧にだましてほしい」

――そういう意味では、だまし合いのシーンがある『バチェラー・ジャパン』シリーズは女性にとって勉強になる番組と言えるのでしょうか?

今田 そうですね。これから放送されるシーズン3は、参加女性のタイプやキャラクターが全く違うんですよ。「自分に近いのはこの人だ」っていう感覚で見ていくのもありですね。

指原 年齢差もかなりありますからね。アプローチ方法の参考になると思いますよ。

藤森 僕も、この番組で女心を勉強してきたつもりなんですけど……。「この女性はきっと最後まで残る!」と豪語した推しメンが比較的早い段階で脱落してしまうことが多くて、そのたびに指原さんに「分かってない」って言われるんですよ。だから本当は女性のことをよく理解していないのかなってときどき自信をなくします(笑)。

仕事と恋愛 忙しい日々のなかで両立する方法

――最後に、『バチェラー・ジャパン』のナビゲーターである皆さんから日経doorsの読者へ「恋と仕事の両立」についてアドバイスをお願いします。

今田 アドバイス、難しい質問やなー。今の女性は大変ですよね。仕事を頑張ると、恋愛をする時間がなくなってしまう。働き方改革は少しずつ浸透しているようですが、家に持ち帰って仕事をしている人も多いでしょう。出会いがないっていう話もよう聞きます。

藤森 普段異性に会う機会がない人は、婚活パーティーに行くっていう手がありますよ。今はいろいろなパーティーがあるらしいので。

今田 ほんまや。マッチングアプリとかええのがあるやんな。

藤森 システムもどんどん進化してるとか。そういうサービスを積極的に利用するのがいいんじゃないかと思います。

指原 私は、結婚してもしなくても、仕事をして自立している女性に憧れますね。自分自身、自由時間を上手に使えるタイプじゃないので、自分の好きなように時間を使えるって、すてきですよね。私もいつかそうなれるように、適度に働き適度に休んで、無理をせずに頑張っていきたいなと思います。

取材・文/華井由利奈 写真/鈴木愛子 構成/飯泉梓(日経doors編集部)