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あの人に直撃!

夏帆×箱田優子 未踏の地へ、アクセル踏んでぶっ飛ばす

時間は有限 リスク合っても面白い道に突き進みたい 悩む前に動き出そう

時間は有限 悩む前にやってみよう

―― 日経doors読者は、キャリアや結婚・出産などの選択肢で悩むことが多い世代なのですが、箱田さんのこれまでのご経験からアドバイスをいただけますか?

箱田 私は今でこそ落ち着きましたけど、20代のときは心のジャックナイフ両手持ちで、うわー!と襲いかかるような人間でした(笑)。そこそこキャリアを積んでプライドも出てくるなかで、「私はこうしたい」という主張が強くなり、スタッフに厳しすぎる面もありました。

 でも、もがいたからこそ自分に合っているものが分かったし、「失敗したかも」と思ったらそっちの道には進まない、それを経験するための時期だったと思います。当時は「こんなのあり得ない」と思っていたけど、一つ一つ自分で選択して進んで行くと、だんだん周囲の理解や評価も得られ、少しずつラクになりました。仕事や結婚、出産など、人生で迷ったら、周りからのプレッシャーで動くよりも自分のタイミングを大切にしています。また、何かが起こることを期待して待っていると、あっという間に時間がたってしまうので、悩む前にやったほうがいい。たぶんそれが転機になるし、後で「自分で動いてよかった」ってなると思いますね。

―― 夏帆さんは小学生のときにスカウトされてデビューし、15年以上のキャリアがありますが、振り返ってみていかがですか?

夏帆 私は何となくの好奇心で、あまり欲もなくこの仕事を始めたので、10代のときは事務所の方に仕事を選んでいただいていました。でも、仕事を続けるうちにおもしろさに気づき、20代に入って自分で仕事を選択し始めてから、自分がすごく変わりましたね。以前は表に出ている自分と本来の自分とのギャップがすごくあったんですが、最近はなくなってきていると感じます。

 仕事では結構チャレンジングな選択をして、周囲にいろいろ言われることもあったのですが、今振り返ると「自分は間違っていなかった」と思います。これからも何事も恐れず、自分がやりたいことや純粋に楽しそうと思えることを選択できる人でありたいです。

「仕事では結構チャレンジングな選択をしてきたが、間違ってはいなかった」
「仕事では結構チャレンジングな選択をしてきたが、間違ってはいなかった」
箱田優子
映画監督 CMディレクター
1982年生まれ。茨城県出身。東京芸術大学美術学部絵画科を卒業後、葵プロモーション(現AOI Pro.) に入社。CMディレクターとして活躍し、2013年よりCluB_Aに所属。数々のCM、ミュージックビデオを手がけ、 2018年ツヴァイ「ひとりじゃない。」CMで、ACC TOKYO CREATIVE AWARDSシルバーを受賞。「ブルーアワー」の仮タイトルで応募した本作の企画が、2016年のTSUTAYA CREATORS’ PROGRAMにて審査員特別賞を受賞。オリジナル脚本を手がけ、タイトルを『ブルーアワーにぶっ飛ばす』とした本作で映画監督デビューを飾る。第22回上海国際映画祭アジア新人部門で最優秀監督賞を受賞。
夏帆
女優
1991年生まれ。東京都出身。2007年、初主演映画『天然コケッコー』での演技により、日本アカデミー賞などで新人賞を受賞。その後もドラマや映画などで、清純派のヒロインからシリアスな役まで幅広く演じ、活躍。 現在、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演中。主演を務めた映画『Red』が2020年2月に公開予定。

取材・文/川端美穂(きいろ舎) 写真/鈴木愛子  

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