エミー賞ノミネートを受けて、率直な気持ちは?

→全く知らされていなかったのでビックリ!

 「事前に知らされてニュースに出る印象でしたが、会社のスタッフがエミー賞のHPに掲載されているのを見つけてきて、それで知りました。突然で驚きました。世間のニュースより30分以上は遅かったです(笑)

 今年2月にアカデミー賞にも参加したのですが、緊張はそちらのほうが大きかったですね。今回のエミー賞では、ノミネートされていることを忘れているわけではないのですが、リラックスして楽しみながら参加していました。アカデミー賞との違いは、レッドカーペットに到着した時に『Marie Kondo just arrived ! (近藤麻理恵が今、到着しました)』とアナウンスされたこと。自分の名前が呼ばれたのは新鮮でした」

アメリカで「こんまりメソッド」を伝えていくことに抵抗はなかった?

→片づけに対する悩みは「アメリカも日本も同じ!」

衣類だけでなく寝具なども、たたみ方をレクチャー
衣類だけでなく寝具なども、たたみ方をレクチャー

 「番組では、広大な敷地を持つアメリカの家庭であっても、日本と同じようにデニムさえも小さく折りたたみ、立ち上がらせて収納する方法をレクチャーしていますが、抵抗はありませんでした。

 いくら広いお家でも、そこに入りきらないほどたくさんのものをお持ちなので、何を残したらいいのか収納はどうしたらいいのか、日本の方と同じように困っているんです。だから私がお伝えしていることは、基本的には日本と同じ日本人もアメリカ人も片づけに対しては同じように悩んでいる。これは私が海外での片づけレッスンで学んだことの一つです。

 だからといって、全くローカライズしていないわけではありません。私の収納方法の一つに、絶対に収納は分散させないことがあります。同じカテゴリーは一カ所にまとめるというものですが、アメリカにはバスルームが2つある家も少なくありません。また靴箱のない家などもありますので、シチュエーションにあわせ、その時々で調整はします。しかし、考え方だったり基本的なステップだったりは本当にそのままやっています」