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20代のワタシに言いたかったこと

ベッキー 無我夢中、休むことなく走り続けた20代

「いつか花咲くことを信じて種をまき続けた」

自分にオファーが来るまでのプロセスを考えた

――そんなにハードな日々続くと、やる気を失ったり、仕事に行きたくないと思ったりすることはなかったですか?

ベッキー あまりなかったですね。もともと幼少期から「有名になりたい」「テレビに出たい」という思いがあり、その夢がかなったわけですから。好きなことを仕事にしているので、まず1つ自分のワガママがかなえられている。その上、愚痴をいったり、やる気を失ったりするのは、もう1つワガママを言うことになるなと。だから、ほとんど誰にも愚痴を言わず、文句をこぼすこともなく、仕事を続けていました。こういうやり方が正解なのかはわかりませけれど。ただ、我慢強くなったとというか、いい“心の筋トレ”にはなったと思います。

――自分にとても厳しくされていたのですね。

ベッキー そうですね。頂いたお仕事には感謝の気持ちを忘れないようにしていたので、それが自分に厳しくできた理由かもしれません。何か仕事のオファーが来たときには、必ず、そのプロセスを考えるようにしていました。

 例えば、私に何かの番組の出演依頼があったとします。この依頼に至るまで、スタッフの皆さんが会議をして、たくさんいる女性タレントの候補を出し合って、その中から私を選んでくれた。私へのオファーまでの道のりを考えると、「私を選んでくださってありがとう」という気持ちが自然と沸いてきて、失敗はできないなと気が引き締まるわけです。

――そこまで全力で取り組まれると、失敗は少なかったのではないでしょうか?

ベッキー まったくそんなことはないです。よく「順風満帆だよね」と言われていたのですが、私にとっては辛い日々でした。毎回、うまくいかない、反省点ばかりだなと思っていました。自分が出せなかったことや、爪痕が遺せなかったなど、ほぼ毎日悔しい思いばかり。仕事の帰り道が100%楽しい気持ちだったことは一度もありません。手ごたえを感じることはあったけれど、反省することが多くて。実は、番組の本番中から反省してしまうタイプなんです。本番の収録中、収録後、そして放送された後と3回反省してしまう。20代の時は反省すべき点をノートにつけて、復習することもありました。

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