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パラレルワーカー 成功の秘訣

20代前半の社内失業 自己投資20万円で異職種転職

第5回(上)/「安定した会社」のはずがコロナ禍で危機に ピンチをチャンスへ変えた学び直し

転職は「掛け合わせ」で勝負

 21年4月、松島さんはスクールで学んだスキルと前職での経験を武器に、ITスタートアップ企業への異職種転職を成功させます。さまざまな人と仕事がしたいという思いもあったため、副業が可能で、自分のスキルをより発揮できる職場を選択しました。今はクリエーティブディレクターとして、サービスサイトの設計や、広報、PRなどを幅広く手がけています。

 「デザイナー職へ未経験からの転職をかなえようとすると、たとえスクールでデザインスキルを学んでいたとしても難しい。採用市場では、その道一本で勉強してきて、実務経験も豊富な人材と比較されることになるからです。その点で私は、事務系の仕事で培った企画や交渉の経験と、デザインスキルを掛け合わせた職種に転職するのが現実的で、合っていると思いました。そういう軸で転職活動をしたところ、デザインの基礎を理解した上で、設計や他のデザイナーの取りまとめを担うディレクター職として採用してもらえることになったんです」

 松島さんは現在も地方に在住しながら、コワーキングスペースに設けられた自社オフィスに出勤して仕事をしています。転職と同時に、副業としてSHElikesの受講者をサポートするキャリアプランナーの仕事もスタート。さらに、ウェブサイト制作や写真撮影、ウエディング関連の制作の仕事も、依頼に応じて受注しています。充実したパラレルワークを可能にするためのノウハウは、(下)の記事で詳しく紹介します。

取材・文/川辺美希 編集/加藤藍子(日経xwoman doors)

下編「月10万の副業で年収増へ 学びを「武器」に変えるコツ」では、次のストーリーを展開

■「本業+副業」で自己投資額を回収
■インプットするだけでは「武器」にならない
■仕事獲得の鍵は「自己紹介」
■スキルを安売りすると「つらい副業」になる
■自己投資したら働きがいも見つかった
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